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定命の行方は(完)

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助力を受けつつ海を抜ける

さてPoE2はDLCを1から3まで全て終了。どれも濃い旅ができました。会話は最後のアーチメイジ大会が会話量充実かつ、タインのトークが面白く、これは訳にも時間がかかるなと唸るものでした。ファックマンさんお疲れ様でした。そして一行は本編最終エリアとなる、ウカイズォの地へと向かう事になります。

ここを行くには未知の海域を突破しなければならず、各自その手段を用意するのがまず向かうための第一段階となります。この一行はDLC攻略に入る前に、海賊同盟と手を組んで幽霊船を手に入れましたから、こいつで突破はできるはず。乗り換えたときにも思ったことで、相変わらずこれまでの船に比べて足が遅くていまいち好きになれない船ながら、ここでは頼りになるはず。突っ込みます。

突入した途端にさっそくこの海域にいるモンスターの襲撃。ここは海上で時々起こるイベントと同様、ゲームブック方式で文章から選択肢を選んで進んでいく事になります。襲撃してきた海竜に対しては、以前にマグランの隕峰で絡みがあったドラゴン、スカイリロファスの助力があり彼に任せての突破に成功。さらに嵐やらそれをものともせず追いすがってくる敵船の襲撃やらと次々にイベントが入るのを、直観に任せての選択で突破していきます。今回このようなゲームブック方式のイベントが多いけど、こういうのに関しては大半がもう直観でやるしかないですね。かつてのガチゲームブックのように、2択で一方の選択肢を選んだら問答無用で即死なんてことはないので、多少の船への損害は我慢して突き進むのがいいと思います。そういえばふと気が付くとトンネルズアンドトロールズの作品がゲーム化してSteamで遊べるようになっていたりしますが、あれも相当に即死大会だった記憶があるけど上手くゲームに落とし込めているのでしょうか。また余力のある時に試してみようか。



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再び神との対話。戦闘はなし。

さてそんな困難を乗り越えて、とうとう古代文明の都ウカイズォへ到着。イオタスは既にこの地へと到着しており、遠くからも見える巨大なその姿へと向かって進んでいく事になります。ただこれまでの話の流れで言うと、イオタスを戦って止めるという事にはならなさそうで、他にラスボス候補になりそうな相手もおらず、このまま終わりそうな雰囲気です。途中、嵐を乗り越えてウカイズォにたどり着けた帝国商社との戦いになりますが、ここまできた一行の敵ではなく、あっさりと撃退できるでしょう。これで障害は全てなくなり、いざイオタスの元へと向かいます。

イオタスと対峙。これまでの会合でも話した内容を裏付ける形で、彼は今の神々を神としている車輪の破壊をする意味を語ります。前作では歪められようとしていたそれを直す事に全力を尽くしたわけですが、今の世界では神の存在そのものが足かせとなるというのがイオタスの考えであり、車輪を破壊することでそれを開放し、人間が自分達だけで道を選んでいけるようにするのが今回の長い旅の目的でした。これまでの旅では各勢力同士での醜い戦いが延々と繰り広げられており、それなら神に導いてもらった方がよいのではという気持ちも強いですが、それも含めた上で人間ということなのでしょう。

ひとつ気になるのが、以前に他の神から聞いていた、車輪を破壊してしまえば魂の輪廻自体がなくなることから新しい命も生まれなくなってしまうという点でしたが、今回の話ではそれはなく、新しい命自体は新しい魂で生まれる形になるようです。そこだけが心配だったから、それが無いのであれば特にイオタスの行動を阻止しなければいけない理由はないかな。他に戦うような選択肢自体もないので、ここでのイオタスとの対峙は会話だけでの選択になるのだと思います。そもそも戦いになっても勝てないし。



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車輪の破壊。

そうしてイオタスは一行の見ている前で車輪を破壊。イオタスの力により人々は神がいなくなる事を知り、またせめてもの贈り物としてこれまで神が得ていた知識の一部を得る事となりました。魂の輪廻がなくなることでイオタス以外の神々の力も徐々に弱まり、人類はイオタスから得た僅かの力の他は、自分達だけで生きていかなければならなくなりました。エピローグではこれまで旅をしてきた各地域や勢力のその後が語られていきますが、早速あちこちで勢力争いなど血なまぐさい出来事が起こっています。これで果たしてよかったのか。人類がアンクウィズの古代人と同じ道を歩まぬことを祈りつつ、調停者としての第二の旅は終わりとなりました。




クリア。いやあ壮大な旅でした。PoE1と同様、オールドスクール系のRPGを現代の水準で蘇らせたというもので、BGなど過去の傑作に匹敵する冒険の旅をたっぷりと堪能する事ができました。

基本的なルールやUIの洗練具合は高評価な前作をそのまま引き継いでおり、変な改悪などはなされていませんから、前作が好きであった人ならばそのまま問題なく入り込めると思います。

今作からの追加点として船を用いた移動要素が入り、船の装備や船員のセッティングをし、自分の手で探索をしていくようになり好きな所にいけますので、オープンワールド感は非常に高くなっています。いきなり強敵にぶち当たって瞬殺されるなどあるあるな事件も起こり、緊張感を持った冒険が楽しめます。

もっともこの点に関しては人によっては好みが分かれるところで、前作のようなアイコン型で選択した場所にすっと移動する方がすっきりしていていいという方もいるでしょうか。前作がBG方式としたら、今作はFOやArcanum方式なので、そこの変更点は頭に入れておきましょう。ただ時間制限などはなく、また移動していくとどんどん減っていく飲食料や金などは、中盤以降全く負担にはならない程度となりますから、移動に関する手間はそれほど増えはしませんね。

それから前作に引き続き完全に日本語でプレイできるのも非常に大きな魅力。物語は前作の最後からそのまま続く形となっており、2本合わせて壮大な物語を日本語で楽しむことができます。文章量が非常に多い作品なだけに、日本語で読み進めて物語に入っていけるのは大きいですね。ファックマン氏に感謝。

ただ戦闘面に関しては、ルールは前作と変わらずではあれど、難易度の面では相当に上昇しており、その結果として立ち回りには結構な変化が出ています。まず敵耐久力と防御係数の全体的な上昇により戦闘が長引く事が増え、スキルリソースに制限があるクラスは戦闘中にリソース枯渇し戦力とならなくなるケースが多発、相対的にかなりの弱体化をしております。

今回途中で限界を感じてリソース制限なしのクラスにメンバーチェンジを行ったところ、そちらの方が圧倒的に使い勝手がよく強力で、クラス編成によっては難易度に相当な差がでるなと感じました。難易度はゲーム中に変更が可能でストーリーモードなどもありますから詰むまではいかないとは思いますが、ここは全クラス活躍できるくらいにしてほしかったところです。

あと最後は特に決戦などなく終わるのも賛否があるところです。ただ過去の洋RPGだと結構これに近い終わり方の物や、ラスボスが弱すぎて瞬殺だったとか盛り上がらなかったなんて言われている者は多数あり、自分もそういった作品に触る事も多い事もあって、そういうタイプなんだなと割と普通に受け止める事ができました。マイトマ3はボス戦自体無いし、Arcanumは雑魚より弱くて全然覚えてないくらいでしたし。そうものと受け止めましょう。

全体としては前作と同等に楽しむことができ、CRPG好きであればプレイして後悔はないシリーズと言えるでしょう。傑作です。
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[ 2020/08/19 12:51 ] PCゲーム Pillars of Eternity 2 | TB(0) | CM(2)

お疲れ様でした

プレイスルーお疲れ様でした。忘れてる事が多いので新しい気分で読めてました。
ちなみに今はシャドウラン2で次回はBG3を翻訳予定です。
[ 2020/08/19 22:25 ] [ 編集 ]

日本語化のおかげで最後まで楽しんでプレイできました。
BG3は開発難航しているみたいですが、楽しみですね。
これまた相当な文章量になりそうな予感です。
[ 2020/08/20 11:21 ] [ 編集 ]

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