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Acaratus ロボット組み立てバトル

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ロボゲーです。

Steamにオススメされた作品に手を出してみよう活動として、Acaratusなる作品を購入して、裏でぼちぼちとやっていました。作品としてはSRPGになるのかな。スゴロク状のマス目になっているフィールドを進み、買い物やイベントなどのマスを超えながら、敵のいるマスでは画面を切り替えての戦闘に移るというもの。

戦闘画面ではお互いが数体のロボットを繰り出してのターン制バトルとなり、グリッド制になっているフィールドを動かしながら、それぞれ特徴を持った武器を使って相手を殲滅すればOKという分かりやすいルール。そしてその操るロボット達は、手足や胴体、バックパックなどを手に入れたパーツから自由に組み替える事ができ、高機動遊撃ユニットや、近接壁ユニット、遠距離狙撃ユニットなどプレイヤーの戦略に合わせたロボット軍団を作り出すことができます。

ここまで聞くとKing's Bountyシリーズ的なSRPGに、フロントミッション的なメカ組み立て要素をプラスしたという、受ける要素を抽出して組み合わせたよくばりな一品に見えて、これは面白いんじゃないかという予感がひしひし。だったのですが、ところがところが。



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君だけのロボを作り出せ!

フィールドはスチームパンクな世界観に合わせて、無機質な記号よりのデザインになっており、世界観には合ってはいるのですが、そのためにどこまで行っても似たような雰囲気が続いているように感じてしまいます。またこのフィールドはローグライクゲームよろしくのランダム生成になっているみたいですね。ランダム生成だと何度やっても新しい展開になるという利点はあれど、それと同時に計算したマップ配置を作りにくくなるという欠点があり、この作品だと後者の欠点の方が大きく出て、デザインと合わせて相乗効果で、どこまで行っても適当にイベントを配置したようなマップが続くという結果になってしまっています。King's Bountyならそれぞれの島やエリアで特徴のあるフィールドを歩き回れたから、やってる事は繰り返しであれど、こういう感想は抱きにくかったのですけれどねえ。



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特徴的なスロット買い物

また買い物は、スロットマシーン式のランダム購入という珍しい形式が取られていて、お金を払ってスロットを回し、出た目のパーツの中から選んで購入をするというルールになっています。出る目にはパーツの他、隣のマスにある商品の能力をブーストしたり、値段を割引するといった効果の物もあるので、運が良ければ凄まじい性能のパーツを安値で買える時もあるなど、まさにギャンブルというデザイン。ただ回すだけでもお金がかかり、商品購入にはさらにお金がかかるので、ハマっているとあっという間に文無し間違いなしという危険なものであります。ここはなかなか面白なと思いました。



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フロントミッションっぽい戦闘。傑作になりそうなんだけど。

戦闘では組み立てたロボットを使ってのターン制バトル。ユニットはKBシリーズと同じスタック制を採用しており、ボディパーツのHPと、ユニット枠のレベルに応じたスタック数が与えられます。スタック制という事は頭数が十分にそろっていれば圧倒的な攻撃力を発揮する事ができて、逆にスタック数を減らされるとそれに合わせてどんどん攻撃力が下がっていくことになりますので、先手必勝で敵を削っていく戦い方が大事になるわけです。

なるほどこれは熱そうだと戦闘を繰り返し、パーツを組み替えて、理想のメカ軍団を作って敵を撃破する事を楽しんでおりました。パーツの組み合わせは多く、例えば足パーツは必ずボディ下に付けなければいけないというわけもなく、プロペラパーツをヘッド部につけて空を飛び、ボディ下と両手には重火器を付けての空飛ぶ砲台にするなど、人型ではないタイプも作れて色々無茶もできます。

このように戦闘は実にいい感じですが、組み立てが自由自在にできるという事は、その反面でユニット毎の特性や相性を考える必要がそれほどなく、戦闘は最強装備で固めた軍団を使い、撃ちまくって一方的に撃滅するというパターンが多くなってしまいがちです。武器の射程が全体的に長く、また大半の飛び道具は移動後の攻撃ができてしまうので、前述のスタックルールと合わせて、撃ったもん勝ちのなかなか大味な戦いが続くことになります。まあそれはそれで無双ができて大変に楽しいのですが。

コンセプトは非常に面白そうで、実際に面白いのですが、ランダム生成のフィールドと同じくほぼランダムで手に入る装備、そしてあまり考えることもなくさくさくすぎるほどに終わる戦闘によって、面白いんだけどなんだか味気なく、思い切りはハマれないという非常に惜しい作品に仕上がっております。もう一工夫で傑作に化けそうな感じなんだけど。メカ組み立て系のSRPGというジャンルはほぼ絶滅危惧種かというほどに少なくなっているので、それに飢えている人は買ってみるのもいいかと思います。
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[ 2019/09/11 07:43 ] PCゲーム その他 | TB(0) | CM(0)

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