FC2ブログ








力を統べし者

divinity002281.jpg
最後の決戦を控え、牛になる一行

仲間達の冒険を終えて最後の戦いの場、ルシアンの墓所へ。ここにはセキュリティの仕掛けがあると、実際にそれを作成した街の人形師から教えて貰っていたのですが、そこは最終決戦を越える勢いの地獄でした。地下へ地下へと進んでいくと、突然に来た道が閉ざされ、根源の力で動く人形たちに囲まれてしまいます。トラップの発動です。人形たちはこちらへは向かってこず、通路の通路のあちこちにあるレバーに向かって一目散に走っていき、その操作を行います。そしてあちこちの床から壁から噴き出る炎、毒ガス、槍、トドメに死の霧・・・これを止めるためには、事前に得ていたパスワード通りにレバーを操作しなければいけません。

ここは高難易度というか、悪意を感じるくらいの難所です。各レバーにはそれぞれプレートが付いており、頭文字を「POWER」の順番になるようにレバー操作でパスワードを入力していけばいいのですが、問題になるのは敵人形たちの妨害、以前の根源の座争奪戦の時もそうだったように、AP全てを移動に使う相手に対して、こちらは移動と攻撃をしなければいけないので、ほとんど止めようがないんですよね。ぐいぐい離されて、いいようにレバーを操作されてしまいます。またトラップには発動してしまうと、こちらの行動を数ターン拘束するようなものも多くあり、拘束中にさらなるトラップを発動されて、また拘束という無限ループもよく起こります。ずっと牛にされたまま30分くらい経過して、怒りながらやり直した事もありました。オブジェクトが多すぎてポップアップの表示がされきらず、いろいろ角度を変えたりしながら各プレートを探さなければいけないのも、きついポイントです。

作戦としては、まずは何度かやり直す事を前提として、捨てゲーでプレートの位置をチェックしておくのがいいでしょう。また敵は何度でも復活するし、先に言ったようにほとんど止めようがない勢いで移動してトラップを発動していくのですが、放置しているとハメパターンに発展していしまうので、できる限り倒していきます。敵はすぐに降りてしまう事を考えると、降りる階段の上~下あたりに陣取っておくのがいいのかな? どちらかに味方二人をまとめて配置しておくと、倒しやすいかと思います。残り二人で手分けしてレバー操作ですね。

何度目かのチャレンジでは、敵を一時的に全滅させた時に戦闘が終わるというパターンもありました。すぐに階段上に追加敵が発生して戦闘に入ったものの、先行して階段を下り奥の間にいっていた仲間は戦闘にはいらず自由に動けて、楽勝でレバー操作を終えてあっさりクリアです。運の要素もあり狙ってできるかは難しいところですが、マトモにやると物凄いストレスになるので、最初からこちらを狙っていった方がいいかもしれません。ほんと異常な難易度です。



divinity002282.jpg
神人ルシアン、最後の戦いです。

地獄の関門を抜けて、一行はルシアンの墓所の最深部へ。そこで待っていた者は、神人ルシアンその人でした。傍らにはダリスの姿が。彼が全ての黒幕だったのか。話を聞いてみると、これまで得ていた話を裏付ける形で、七大神の裏切りと根源の力を手に入れた方法を。そして七大神が作り上げた、信仰者の魂と根源の力を搾取し続けるシステムを語ります。七大神の力を全て破棄して己に取り込み、その力がかつてこなしていた役割-この世界とヴォイドの間を分かつ壁の修復へと戻して、世界を元の状態に戻そうというのが神人ルシアンの最終目標なのでした。それは決して悪ではなく、こちらの目的とも一致しているのですが、ルシアンがそれを行うには、こちらの持っている根源と魂も全て彼の元へと捧げる必要があります。いかに相手が聖人とは言え、それはお断りしたいな。どちらが神の座にふさわしいか、勝負だ。

ルシアン達との戦い、相手はルシアンに加えて、エターナルである事を明かしたダリスと、彼女が根源の力を効率よく得るための従者として蘇らせたフリードマンことブラッカスレックス。いずれもこれまで戦った相手を上回るような強敵達です。ここは守り重視で装甲回復のBuffをかけ続けながら、隙を見てひとりに集中攻撃をして、一体一体を確実に倒していく作戦でいきます。そうしてまず一人を倒しこちらが有利になったと思った瞬間、突如フリードマンが高笑いを上げました。



divinity002284.jpg
凶王の復活、彼が黒幕でした。

フリードマン-古の狂王ブラッカス・レックス。彼はダリスの縛めから抜け出して、横から全ての力を奪い取る機会を窺っていたのでした。ゴッドキングとヴォイドの為に、ダリスに従うのとは別のルートで暗躍していたのが彼というわけです。ゴッドキングから力を得て、完全な王の姿として蘇った彼は、同じくゴッドキングに力を捧げた者たちであるケム卿、イスベイル、サローマンを復活させて襲い掛かってきました。

正体を現したブラッカス・レックス一派と、ルシアンとダリス達、そして主人公達の三勢力が対峙形になっての決戦第二弾です。ルシアン達はブラッカス・レックス達とは敵対しており、互いに攻撃をしあうので、なるべく攻撃はせずに頑張ってもらうのがよいでしょう。第一戦目でもなるべく傷つけないようにしておくと、ここで少し楽になるかと思うので、フリードマンかダリスを集中攻撃して二戦目に進むのがいいかと思います。

ここでは上に挙げた敵達の他、ゴッドキングの化身であるクラーケンも登場して、以前の戦いであったような場外からの激しい攻撃を加えてきます。水属性メインでの超高威力の攻撃にさらされるので、水属性もできるだけ確保しておいた方がいいでしょう。そんな場外からの攻撃に加えて、各敵も非常に強いので、耐えて待つ形での戦いをしたほうが安定します。ゴッドキングは定期的に戦場の4隅をワープするように移動するので、近づいてきたところを待ち構えていればいいです。無理に動くと回復が間に合わずに死にますので。復活したケム卿をはじめゴッドキング側はアンデッドが大半なので、ここでも回復スキルは非常に有効な攻撃手段となります。敵の攻撃も激しいので、使いすぎて自身の回復が間に合わなくなったという状態にならないよう、CDを管理しつつ注意しながら使っていきましょう。ここは全仲間に回復スキルを目一杯習得させておいた方がいいですね。根源スキルもここでは使い放題になるので、強力なスキルも全力で使い倒せます。

三勢力が入り乱れての死力を尽くした戦い。最後に立っていたのは主人公達でした。ブラッカス・レックスを下した主人公に、倒れ瀕死になっているルシアンは、根源の力を正しく使ってほしいと言い遺します。全ての対峙者を倒し、全ての力を得て、根源で何を為すか。最後の選択を行うと、この長い旅の終わりとなります。



divinity002283.jpg
選択とともにエンディングへ。根源の力の行方は。




クリア。実に重厚長大な傑作でした。1の時点でほぼ完成されていたシステムはほぼそのままに、UIなどに改良を加えて利便性をアップさせて、純粋に遊びやすさが上がった世界での冒険に没頭できました。余計な物がついてしまいがちな続編を、純粋にチューンナップさせて遊べるように仕上げるのは、地味ながら高度な職人技だと思います。

RPG面でも、前作や過去の名作達を踏襲している、何処でもいけて何でもできてしまう作りは健在。クエストの解法も多岐に渡り、知恵と技術でも脳筋でも解決できてしまうので、自分なりの解決方法などロールプレイがはかどります。テキストの方も独特の皮肉と機智を備えたラリアン節は健在で、特に仲間達との掛け合いが楽しい物となっています。仲間とそのクエストはDefinitive Editionで追加されたのか、どれも非常に力が入っていてただの脇役にはとどまらない存在感がありましたね。実際にメインシナリオの根本に関わっているキャラクターもいました。ここが日本語で遊べるのも非常に嬉しい要素です。日本語化に関わった皆様に大感謝です。ありがとうございました。

戦闘面でも様々な効果があるスキルを組み合わせて戦うタクティカル戦闘はそのまま。使えるスキルが増加してさらに戦術面で試行錯誤できるようになりました。ちょっとスキル数が増えすぎている感が出てきてはいますが、まだ新規が付いていけないという段階ではないでしょう。ここは非常に楽しいので、この戦闘面をメインに添えた新作の方も楽しみです。

ただ戦闘ではマンネリにならないようにいろいろ工夫をしようとしたのか、ギミック系の物が増えたのが個人的にはちとつらかったですね。元々それらが苦手というのがありますが、後半の戦闘ではギミックで殺されたり、それを解くまで延々と戦わされる事が増えていたので、ストレスになるケースがありました。最終決戦直前の牛ハメは、一度は食らってみることをお勧めします。怒りの限度を通り越して禅の世界に入れますので。

あと上に挙げたケースもあって、一戦闘に時間がかかるようになったので、中断機能などもあると嬉しいなと思いました。一戦闘が30分以上かかる場合もあったので、そうなるとちょっとしたSLGみたいなものですからね。今はあまりプレイ時間が取れずに細切れでのプレイをしているため、戦闘中に外出時間となり泣く泣く電源を落としたりという事も何度かありました。

全体的といしては大満足の一品で、前作と合わせてCRPGの歴史に残る作品と言っていいでしょう。おすすめです。
関連記事
スポンサーサイト



[ 2019/06/15 09:03 ] PCゲーム Divinity Original Sin 2 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://divinityd.blog.fc2.com/tb.php/627-de3dd01a