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Geneforge 2 その7

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TakersはDraykも

前回で足を踏み入れたTakersの地を攻略していますが、なんというか敵が強すぎて泣きそうになっています。彼らの一団はServileだけではなくDraykやその上位のDrakonという竜タイプのクリーチャーで構成されており、道中で出会う敵もそれに見合った強さでBuffしたVlishでも命中率50%いけばいい方という能力、敵が上位なら30%とかあります。相手が1,2体なら何とか勝てるけど、それ以上だと全滅を覚悟せねばいけません。

いろいろ頑張ってみたけど、これはどうも順番を間違えている気がします。Barzahlの方がなんとかなりそうだな。



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Barzahlの支配地へ

彼らの一団はBarzitesと言うそうです。聞いた話だとBarzahlはSucia Islandで見つけた力に魅せられて、そういった危険な力を濫用してどんどん勢力を伸ばしているとか。師匠のShantiもそちらの方に連れ去られたという情報がちょこちょこと手に入るので、早速むかっていきます。

その道中で出会った一人のShaper、彼はShaperでもなんでもないただの商人だったのですが、BarzahlからCanisterを与えられて修行もせずにいきなりShaperの力を身に着けたそうです。なんと。確かに調べるとスキルレベルがぽんと1あがるアイテムで、こちらも便利に利用させてもらっているのですが、この調子でShaperの力をばらまいたら大変な事になるのは目に見えています。これは危険人物のような気がしてきたぞ。



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師匠と再会

Barzitesの支配地を奥へと向かってエリアを開拓しながら、師匠の行方も探していきます。そうして森の中を調べていたときに、Servileの死体を見つけました。この地では勢力間の戦いの結果としてよく見る光景で、こちらも行き過ぎそうになったのですが、ふと違和感を感じてみるとServileにしてはずいぶん大柄に見えます。近づいてよく調べてみると、それはServileのぼろ服を着せられた師匠Shantiの変わり果てた姿でした・・・

手を縛られてひと突きにされたその様子は、何者かに捕らわれて殺された事がはっきりとしています。まさかこういう形での再会になるとは・・・ 支配地域的に犯人はBarzitesの可能性が高そうです。Barzahlも関わっているのならタダじゃおかんぞ。師匠の仇討ちを誓って、さらに奥地へと進んでいくことにします。
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[ 2016/02/28 23:06 ] PCゲーム Geneforge 2 | TB(0) | CM(0)

Geneforge 2 その6

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西方へ

これは無理だろという敵やイベントを残して、マップも赤い所がちょこちょこ残っていますが、そろそろ他勢力の支配地域も開拓していきます。左上の砂漠エリアにはTakersが、左下の川のくねる森林地帯にはBarzahlの一団がいるようですね。単純な踏破面積だけで言うと、物語は半分を超えたばかりというところでしょうか。けっこうなボリュームで、2か月くらいかかるかもなと思い始めてきました。



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仲間超強化ローブ

装備には自分の能力を強化するものの他、仲間の能力だけを上げるというものも存在します。仲間を引き連れてナンボのShaperだけに、できる限り仲間向けの装備をつけています。今はメンタル耐性が上がる指輪と、STRが1あがるベルトかな。自分のINTも稼ぎたいけど、そちらはレベルを上げて自分で振れば上げられますしね。一人はみんなの為にの精神です。その代わり俺を守れよと。

そんな時に見つけたこのローブ。自分はSTR、DEX、VITが-2されるけれど、仲間はそれらの数値が+2されるという能力を持っています。この作品ではステータス1ポイントがかなり重く、Lv20を超えた現状でも一番高いステータスで10くらい、低いのだと2や3だから、尖りまくったとんでもない性能の一品と言えます。先ほど言ったShaperの精神からすると装備すべきだけど・・・ステータス-6ポイントはきっついなあ。常時着用は怖いけど、強敵用に持ち歩いておこうかな。装備がいろいろあって楽しいです。



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Takersと接触

道の途中に陣地を設けていました。Takersの連中は前作と同じく、Shaperは倒すべき敵、というか自分達以外はみんな敵だという思想の持主なので、とにかく危険な存在です。他の勢力からすると概ねあいつら狂ってるよという認識になっていますね。道中では出会うと即戦闘、ここでも警告された後でちょっと近づくとすぐに襲い掛かってきます。

ただ狂ってるだけなら蹴散らせばいいからそれほど問題にもならないのだけど、どうやら独自のShaperスキルを持っているようで、えらく強力なクリーチャーを使役しているのがまた危険度を上げています。一度強行突破を試みてみたらボコボコにされてしまいました。ここは右下のマップを見ての通り回り道があったから進めたけど、この先は油断できない戦いが続きそうな予感です。

[ 2016/02/25 22:54 ] PCゲーム Geneforge 2 | TB(0) | CM(0)

Geneforge 2 その5

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これはいいリング

何かと時間がなくてペースが落ちているけど、Geneforge2は楽しく続けています。SpiderwebのRPGはいつもそうですが、とにかく動作が軽くて起動がおっくうになるようなことがなく、またいつでもセーブできるからちょっと空いた時間でもプレイできるのがいいですね。

うろうろしている内にマジックアイテムも揃ってきて、かなり強くなって冒険が楽しくなっています。今回はFire Shapingのスキルが+2されるというリングを発見しました。装備してからクリーチャーを作って、その後で外しても作ったクリーチャーのレベルは上がったままなので、この技でFire系を1段階高いレベルで運用する事ができます。これはFire極振りか?

今の所はMagicに多めに振っており、Fire系のRoamerをそこそこのレベルで使えるという程度になっていますが、最初からFireを主力にしていた場合は恐るべき能力を発揮してくれそうです。RoamerはAcidの追加効果付きで、体力、燃費ともになかなかで使いやすいのだけど、今の所はVlishの方が強力だからそちらに力を入れたいんだよなあ。

それにしても高ランクのクリーチャーが全然作れません。教えてくれそうな人は何人か見つけたのだけど、それぞれの陣営に入らないとダメな様子です。迷いながら進んでるけど、楽に進むためならさっさとどこかに入ったほうがいいかもしれません。



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Awakenedでも怪しげな研究が

彼らの魔法研究の本拠地、Magus Complexへやってきました。ZakaryやBarzahlと一緒に行動をしていた他のShaperが中心となって、独自の研究を続けています。なんか人体やクリーチャーの改造とか、放射能らしき光が漏れている石があって近づいたらダメージを受けまくって死ぬとか、内容がかなり怪しげです。

彼らの思想としては、Shaperと自分達が対等であるという考えで敵として滅ぼそうとかは考えてないはずなのですが、それでも他の組織からの攻撃に日々晒されている事もあって、力自体は追い求めているようですね。ずいぶん複雑な情勢になっているしなあ。考えさせられます。



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Cannisterも

前作で見かけたCannisterもちょこちょこと見つかります。効果は前作と同じく決まったスキルのレベルが+1されるというもの。こういうので上位クリーチャーが見つかればいいんだけど、なかなかそう都合よくは行かないようです。また使用した場合は、やっぱり体が変化しているようなメッセージが出るので不安になってきます。

これはGeneforge研究の副産物だったから、どこかで同じような研究がおこなわれているのはもはや間違いないでしょう。過ぎた力は身を滅ぼすぜと思いつつも、思い切りCannisterを使用しながら先へと進んでいきます。
[ 2016/02/21 22:20 ] PCゲーム Geneforge 2 | TB(0) | CM(0)

Geneforge 2 その4

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だんだん状況が分かってきた

Awakened達から話を聞いたり、郊外を開拓したりと毎日うろうろしてます。ただ前作に比べてエリア数が増えているからか、他の勢力には相変わらず会えていません。1だとけっこう早い段階で3勢力全部と会えたんだけどなあ。

ここのServile達は前回も書いたようにSucia Islandから逃げてきたのですが、その手引きをしたのが2人のShaper、ZakaryとBarzahlとのこと。これだけ聞くと博愛精神に満ちたなんて立派な二人なんだと思うけど、その目的はSucia Islandにあった禁断の知識や力を得る事であって、別に人助けがしたかったわけではないようですね。

Barzahlは死んだと聞いていたものの、実際はAwakenedを設立させた後、さらに西方の奥地でより強力な武力を持った新たなServileの一団を立ち上げて、Zakaryと対立の構えを見せているというのが現在の状況になっています。禁断の力というとタイトルになっているアレか。だんだんストーリーが動いてきたかな。



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仲間も強化中

前作で大活躍だったVlishを引き連れて鍛え上げています。前作では遠距離タイプでありながら、攻撃力耐久力命中率の全てが高めで、さらに敵をスタンさせるので何体かで運用すれば、相手を一回も行動させずになぶり殺しにできる強力クリーチャーだっただけあって、今回もかなり強めですね。体力と燃費はやはり落ちているからそれほどの無理はできませんが、それ以外はほとんどそのままの性能で残っている感触。コストも安めだし実に頼りになる仲間です。



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補助魔法も大活躍

序盤をすぎたあたりから不思議と強めの敵と当たる事が多くなってきて、格上の相手だと攻撃が全然当たらずに苦労するという状況になりがちです。どうやら補助魔法をきちっと使っていかないとダメなバランスになっているようですね。War Blessingは味方全体の命中率がブーストされる便利魔法、いまいち当たらんなと思ったら早めに唱えておきましょう。

他の補助魔法も全体的にかなり強めで防御やライフ自体をブーストできるから、唱えまくっておけばかなり楽に戦えるようになると思います。最も今は仲間を引き連れるのに魔力の大半を割いているので、節約しながら使うのがやっとなのですが・・・魔力がもっと欲しいです。なんかずっと言っている気がするけど。仲間を減らしてでも補助魔法を使う余力を残していった方が楽かもしれません。
[ 2016/02/16 22:55 ] PCゲーム Geneforge 2 | TB(0) | CM(0)

Geneforge 2 その3

Geneforge2をプレイしています。1エリア1エリアをプチプチと埋めて、ほとんど探索だけで過ごしております。



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スキルトレーナーもおります

現在はAwakenedのエリアを拠点にして活動中で、ここには魔法だけでなく戦闘スキルのトレーナーもいますね。金さえあればかなりの強化ができそうです。ただしあくまであればの話で、現在の手持ち資金からは何一つ覚える事ができません。お値段が高すぎやしないかとも思います。アイテム一つ売って数十コイン、高いもので100越えるかというレートですからねえ。基本は自前のスキルポイントで何とかして、こちらはボーナスや極めたい人向けという扱いでしょうか。

友好度でも値段が変わるっぽいから、Awakenedに加入すればもっと安くなるかもしれません。また加入した者じゃないと入れない場所なんかもあるので、旅を楽にしたいがために加入を迷うような状態になっています。その前に他の勢力の話も聞いておきたいんだけどなあ。



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今回の世界地図

右下隅がスタート地点で、右中~上あたりがAwakenedの勢力地帯になります。左側のまだ行ってないエリアに他の勢力がいるはずなんだけど、赤色の未攻略エリアはどこも敵が強めで苦戦中。緑色のエリアにも倒せなくてスルーしてる敵や、開けられなくて後回しにしてある場所が多数です。戦闘は有限なタイプだから、進められそうな所をじっくり攻略していくしかないのですけどね。魔力とスキルポイントがもっと欲しいです。



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探索の日々

このエリアは地雷盛りだくさん。この画面だけで4つもあって、他の場所もこれくらいの密度で敷き詰められています。うっかり長めの距離を指定して歩かせていたら、2,3回死んでしまいました。Shaperは仲間任せで本体が貧弱なクラスなので、今のライフが30ほどしかなく、トラップを発動させたら即死なのです。他にも前作であったような、いるだけでダメージを食らうエリアなんかもあって、トラップ系のエリアはどれも一筋縄ではいかない様子です。

ただ地雷は鍵の掛かった扉と同じように、メカニニックスキルが足りて解除できれば経験値が入ります。解除の要求レベルも高めだから後回しにしようか迷うところですが、ここは無理して蓄えておいたスキルポイントを放出。解除で稼ぐ事にします。その分を戦闘系スキルにつぎ込めばもっと楽に進めるような気もするけど、レベルが上がるだけでも魔力に余裕ができて楽になるので。明日の為に今日を耐える精神でさらに攻略を進めていきます。
[ 2016/02/13 22:32 ] PCゲーム Geneforge 2 | TB(0) | CM(0)

Geneforge 2 その2

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いつもの仲間たち

Geneforge2を楽しくプレイしています。お目当ての人物の一人は見つけたものの、その人物Zakaryからは「もう一人Barzahlは死んでしまったよ。それで用は終わり?さあ帰った帰った。」というようなあからさまに早く帰ってもらいたそうな扱いを受けたので、裏で何事が起っているのかを調べる事になりました。このまま帰ったらストーリーも終わってしまうし。

この地域では使役者から離れてはぐれ者になったクリーチャーが問題になっているようで、あちこちでそれに関する話題を耳にします。奥地を調査していくとさらに徒党を組んだ一団なんかが現れて、Shantiがどこかに連れ去られてしまいました。問題の調査と彼女の探索を平行して進めていきます。

今回もShaperでクリーチャー達を引き連れてプレイしていて、まだ初期クリーチャーを呼ぶのでいっぱいいっぱいの状態ですが、前作に比べると飛び道具軍団の能力に少し調整が入っていますね。Fire系のトカゲ君ことFyoraは攻撃力と命中率が低めに抑えられており、束で運用してようやく一人前のくらい能力に。Magic系は耐久力が後衛らしい低さで、前も悪めだった燃費がさらに悪くなって、低レベルだと1,2回攻撃したらエネルギー切れになってしまいます。前作の飛び道具系は耐久力も十分にあって、あんまり前衛の必要もないくらいに強かったからやむなしかな。

このため相対的に近接パワー型であるBattle系の存在感が増していますね。高めの命中率と攻撃力に、STR強化で攻撃力と命中率の同時UPが可能、耐久力もあってエネルギー切れの心配もほぼいらないと、飛び道具が使えないという最大の弱点を補ってチームの主力といえるまでの地位になっています。Battleのスキルに全力投入するか悩むくらいだけど、他のもレベル上がってきたら強くなりそうだしなあ。様子見しつつバランスよく使っていきます。



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Servile達の町へ

道中、こちらにコンタクトを取ってきたServile達と話し、友好的な彼らの町にやってきました。彼らは自分達をAwakenedと呼んでおり、前作との関係をほのめかせています。他にもいろいろと思想を持った集団がおり、Shantiはそのうちの非友好的な連中に連れ去られた疑いが濃厚ですね。またどこかと手を組むか選ぶ事になりそうだから、Awakenedとは確定しないまでも仲良くしておこう。単純に店が使えて換金できるだけで大助かりですしね。ここには彼らに共感した人間のShaperがやっている魔法屋もあるので、お金をためてはこれを覚えにと通うことになりそうです。



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Sucia Islandの名前が。

ここでは何人かのServileからSucia Islandの名前が出てきました。これは前作の舞台となった島ですよ。彼らは前作で自由意志を持ったServileが中心となって作った集団のようですね。まあ名前も一緒だしそうじゃないかとは思っていたけど。彼らのような存在が移住してきた事で、人間に従わないはぐれクリーチャーを倒せばいいという単純な話ではなくなり、前作と同じように考えさせられる物語となってきました。頑張って読んでいこう。
[ 2016/02/10 23:27 ] PCゲーム Geneforge 2 | TB(0) | CM(0)

Geneforge 2

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Geneforgeいってみよう

そろそろ重め作品もやってみたい気持ちになってきたので、前に楽しくプレイをし、続きもやってみたかったGeneforgeの2を始めることにします。Shaper伝説再び。

しかし今回は始める前にいきなり苦戦。動きがおかしいくらいにスローになって、さらにセーブやメニューを開くたびに10秒くらいフリーズしてしまいます。さすがにこれじゃゲームにならんしといろいろ調べてみたところ、どうもGeneforgeの1-3では今はサポートされていない古いDirect Drawを使っているようで、現在の環境では安定動作しない可能性があるそうです。そういえば1でもちょっと動きが引っかかるなーとは思っていたけど、あちらはまだ普通にプレイできたから気が付かなかったよ。

どうしても動かないならここでギブアップする所ですが、公式やSteamのフォーラムにはきちんと解決方法が載っていました。Compatibility Administratorなるツールを使って無事スムーズ動作に成功。初日は動作完了までで力尽きた感があるけど、これからは安心して楽しめるからよしとしますか。



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今回は下働きから

主人公は前回と同じくShaper,Guardian,Agentの3種類の中から選択可能。前回はShaperだったから別のにしようかとも思ったけど、やっぱり今回もShaperにします。他のクラスだと自分が主力で後少数の仲間というスタイルになるようだけど、個人的にはぞろぞろと引き連れて戦闘は仲間任せにするスタイルの方が好きなので。戦いは数なのです。

主人公はShaperの見習いとして本格的な訓練を始める前の立場で、Shantiという名の女性Agentに付き従う事になりました。旅の目的は二人のShaperに話を聞くというだけのシンプルな物で、それが終わったらいよいよ本格的な訓練に入る予定だけど・・・という所から今回の冒険が始まります。



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いざスタート

UIは前作とほぼ同じかな。前作をやっていた人なら一瞬にして適応できると思います。細かい所ではスキルウインドウの表示形式が少し変わっているのと、アイテム欄の幅が狭くなって一度に見れるアイテム種類が多くなっていますね。どちらもよりプレイしやすくなる変化になっています。

SpiderwebのRPGといえば拾い歩き。今回もGボタンに指をかけて、早速アイテムを拾っていきます。鎧とダガーを見つけたから、初期装備はこれでOKかな。Junk Bagはまだない世代の作品だから全部拾っていくほどの気合はないけど、金目の物は見逃さないようにしていこう。盗賊根性丸出しでのスタートになりましたが、今回も楽しんでいこうと思います。
[ 2016/02/07 22:32 ] PCゲーム Geneforge 2 | TB(0) | CM(0)

Phantasmaburbia

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インディーRPGのPhantasmaburbiaをやっていました。タイトル長いのう。

作者はMOTHERシリーズのファンだそうで、外人さんが作ったJRPG系作品というEpic Battle Fantasyと同じような立ち位置の作品になっています。そういった物だとエンジンがツクール製の場合が多くて警戒しがちですが、これはそうじゃないのでひと安心。いや、ツクールでも面白いものや傑作はあるのは知ってるけど、やはり確率的にね。



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おお、MOTHERだ

ある夜、突然に異世界と繋がってしまったような変化を起こした町を舞台に、少年達が友好的な霊や精霊と力を合わせて原因を探るというストーリーでMOTHERやスティーブンキング作品の雰囲気を想像してもらえばOKです。MOTHER自体もスティーブンキングがモチーフになっていたっけな? と言っても地獄のデビルトラックを想像しちゃだめですよ。

またプレイヤー達はそれぞれに憑いた霊がフィールドで行える特殊なアクションがあり、遠くのオブジェクトを動かしたり位置を入れ替えたりなんかして、先に進む道を作っていくというパズル要素もあります。この辺は任天堂のMOTHER以外のRPGにあるような要素ですね。美味しいとこ取りしてます。

見た目だけでなく中身もクラッシックな作りで、アイテムは一人8つしか持てず、アイテムを保管しておくような所も無いのには最初びっくりしました。ただ装備品やアイテムも同じくらいに少なくて、それで破綻するような事も無く、取捨選択を真剣に悩ませるくらいのバランスに収まっていますね。復活薬ひとつのありがたみがすごいです。



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戦闘もまたJRPG的

戦闘はリアルタイムで時間が流れていき、ゲージが溜まったキャラクターからコマンド入力で行動を起こしていくという、いわゆるアクティブタイムバトル。霊の力を借りた必殺技や二人で出す合体技なんかもあって、その時にはコマンド操作や目押しなんかのちょっとしたアクションを要求されるという、楽しいRPGのシステムをガンガン取り入れていく姿勢が見えます。

特殊技はどれも強力な攻撃だから活用していきたい所なんだけど、これを選ぶとゲージがまたゼロからになるのがちと厳しいですねえ。敵の行動速度や攻撃の威力も中々にきつめなので、実質2ターン使う行動はリスクが高くて使いにくいです。ここだけは惜しいなと感じました。

あと物語の中盤以降で、主人公達は精霊の力を得てそれぞれに属性技を覚える事になるのですが、それと同時に反対の属性への弱点ができてしまいます。ボス戦でここを突かれると、そのキャラクターだけ毎回一撃死してパーティーがガタガタになる危険があるので、属性防御の装備は念のために取っておいたほうがいいでしょう。いかにも特殊な効果の装備だから、捨てる人はそうそういないとは思いますけど。

それでも全体的には戦闘のバランスはよくて、厳しすぎずぬるすぎず、最後の戦いまで緊張感を持ちながら楽しく遊ぶことができました。クリアまでの時間は10時間を切るくらいで軽めの作品でしたが、中身はJRPGのいい所をきっちり研究して詰め込んだような作りになっていて、小粒の物とは思えないくらいに満足することができました。


[ 2016/02/03 23:03 ] PCゲーム その他 | TB(0) | CM(0)