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Shadows:Awakening ギブアップする

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このスキルが強力。転がり軌道で大ダメージ。

Shadows:Awakeningを続けています・・・と見せかけて。前回と同じ出だしになってしまいましたが、まあなんというか色々ありまして。

とりあえず戦い続け、新たなプレイヤーキャラクターであるソウル達も増えてきてと順調な進行を進めておりました。割と最初のうちに仲間になっていたこのハンタータイプのゴブリン君。彼はメイン装備が弓で飛び道具なのと、レベルが上がって手に入るスキルが大変に使い勝手の良いものが多く、一気にメインに躍り出ての進行速度アップに貢献してくれました。

この作品の問題点の一つとして、スキル類が昨今のMMOなどのように調整されきったものばかりという点があり、バランス崩壊しないようにひたすらぬるい性能になっているスキルばかりで、使っていてあんまりおもしろくないんですよね。クールダウン30秒で単発の攻撃スキルとか、クールダウン50秒で15秒間防御アップの防御スキルとか、MMOやパーティー制シングルRPGではよく見るような性能ではありますが、PVPもないようなハクスラでそこまでバランス調整を気にしなくてもいいんちゃうという気持ちになります。ハクスラなんてのは、Multiple ShotやBlessed Hammerなんかの即死級攻撃が、CD無しコンマゼロ秒単位の射撃密度で飛び交うような殺伐とした世界でいいんだよ。あの頃はFrozen OrbやBlizzardのCDも結構長く感じたものでしたが。

などと懐古厨なことをいいつつ、ゴブリン主役プレイ。このキャラクターがもつスキルは、地面に地雷を設置してあとから自由に起爆して範囲ダメージを与えるスキル。前転ローリング移動をし、移動中に触れた相手全てに大ダメージを与えるスキル。さらに射程は短いものの、扇形に弓を放って範囲内の敵に大ダメージを与えるスキル。などと全体的に高威力かつ範囲攻撃で、その上Kite時にも使いやすいという粒ぞろいの物がそろっています。CDは長めだけど、このキャラクターは楽しく遊べておりました。



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敵のデザインなんかはいいんですけどね。密度低く復活しないのです。

そんなところでうすうすと気が付いていた事が現実に。この作品は敵の復活がありません。翌日起動してダンジョンの続きをやっても、全然敵がいないなーと思いながら進めていたのですが、やっぱりどうやっても、チャプターが移っても攻略済みのダンジョンは無人となっています。スキルもだけど、どうもこの作品はD:OSやPillarsの方のPOEなど、クラッシックタイプのシングルRPGをアクションRPG化したものというイメージで作っているようですね。

最初にジャンルをよく調べずに、見た目だけでハクスラしたいぜと手を出した自分が悪いのですが、その選択はいくらなんでも相性悪いんじゃないかと。無茶しやがって。いやしかしそういえばDiablo1のシングルモードは同じルールの敵復活無しだったような。そう考えるとこの作品は原点回帰の正統派クラッシックハクスラなのかもしれません。でもDiablo1も9割以上の人はソロプレイであってもマルチモードで遊んでいたしなあ。



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問題のギミックバトル、即死攻撃をかいくぐり、画面上のギミックを複数回操作する必要あり。

以上のように色々と期待と違う現実にテンションが落ちてきたところで、さらなるトドメが襲い掛かってました。ギミック系のイベント戦です。この作品では主人公達およびフードの男をつけ狙う強大な力を持つ一派がおり、そいつらが定期的に襲い掛かってくるのですが、この戦いがまたしんどいのです。基本的に今の主人公達では太刀打ちできない設定の相手というわけで、攻撃されると一撃で瀕死、対してこちらの攻撃はノーダメージと全く勝負にならない状況。そんな中で敵の攻撃から逃げ回りながら、それぞれ設定されたギミックを達成して逃げ切らねばいけません。

画面はそんなイベント戦のひとつ、主人公を追う槍男は無敵で、そのリーチの長い槍の一撃を食らうと一撃で瀕死となります。また画面外からは同じ一派のメイジが範囲攻撃魔法をしかけてきて、こちらはダメージはまだ低めだけれど、範囲に入ると連続で攻撃を受けて固められてしまい、その間に槍男の一撃を食らってしまうので、どちらにしても画面の範囲魔法や槍男に当たると死にます。そしてそれらを避けながら、隙を見て跳ね橋を下す装置を何度も操作し、橋から逃げるというのがイベント戦の目標。

こういうのはストーリー重視の展開としてはもちろんありなのですが、プレイしていての楽しさでいうと、後ろ向きすぎてテンションが落ち切るうえに、イライラするだけで面白くないというのが正直な所。しかもこの作品、7時間ほどプレイしていてこれが3回目と、やたらとこういう展開のイベント戦が多いんですよね。それだけ相手の強敵感を演出したいのでしょうけれど。何回かチャレンジして惜しいところまでいき、もう後何回かやったらいけるだろうという段階まで来たところで、ふっと我に返りました。気分転換に気軽にスカッとしようと始めた作品で、何でストレス貯めてるんだと。

そうして原点に返り、冷静さを取り戻したところで、この作品では今の自分が求めている爽快感は手に入らないと判断し、プレイを中止することにしました。最初にロクに調べず、爽快に敵をなぎ倒せるハクスラだと判断して始めた自分の判断が間違っていたのが原因であり、この作品が悪いわけではないのですけれど、ここまで見た目と質の違う作品だったとは。なかなかやられた体験となりました。これからやる人は気を付けましょう。これは面クリア式に近いアクションRPGです。爽快感を得るならSacred3とかをやったほうがよかった。

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[ 2020/05/29 09:28 ] PCゲーム その他 | TB(0) | CM(0)

Shadows:Awakening 方針転換

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Awakeningで最初のキャラクター選択。一緒ですわ。

Shadows:Heretic Kingdomを続けています・・・と見せかけて。プレイの合間でふとこの作品のレビューを眺めていたところ、「こいつはストーリーが途中で終わる未完成ゲームだ。Shadows:Awakeningで同じストーリーをまたやる事になるぞ。こっちはやるな。」というようなレビューがあったので、試しにAwakeningの方をインストールして除いてみたところ、あらほんと、全く同じストーリーが始まりました。

こちらのHeretic Kingdomの方は見た目の方はともかく、動きが洗練されていない所が多いのが気になってて、特に攻撃モーションの遅さとそのヒット感のなさはこれまでプレイしたハクスラでもワーストに近いレベルで、続けるのが少々しんどくなってきていたところでした。あと移動していてもやたらと引っかかるのが。インディーなので仕方ない点はあるのですが、実質完成版があるのならそっちをやればいいかなと。



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グラフィック大幅改善、UIはデカくなる。

そんなわけでAwakeningの方に乗り換えてプレイを始めました。こちらは問題になっていた動作の点は改善されて、スムーズに動き、攻撃のヒット感もいい感じですね。それでも攻撃モーションがまだ遅めなのは若干気になるけれど、まだ序盤であることだし、成長していくにつれて攻撃速度修正のついた装備などがそろって快適になってくるのだと思います。ただこのAwakeningの方は家庭用機で発売された作品のようで、UI関係はそちらに合わせた仕様になっており、アイコンが妙にでかくて情報量が少ないところは、乗り換え前に比べると少々やりにくさを感じます。でもまあ、今の時代ならほぼ当たり前みたいな物ではありますから慣れるでしょう。

そうして初期エリアの砂漠の町で、クエストやらダンジョン探索やらを楽しんでいおります。敵から食らうダメージは、こちらは作品変わらずかなり高めで、キャラクター切り替えやソウルストーンの緊急回復を使うことが前提の設計になっているのは同様。というかこれ魔法キャラ結構きついような気がしてきたぞ。接近されるとあっという間に殺されかけるし、かといって遠距離攻撃でカタをつけようにも攻撃の威力も速度も大したことがないためになかなかそうもできません。最初の選択は戦士系を選んでおくべきだったか。



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戦闘後仲間になるゴーレム。硬い仲間が欲しい。

ちょっとやり直そうかなと思いながら進んでいた所、クエスト絡みで倒したボスのソウルを得て、新たな戦士系キャラクターを仲間にすることができました。機械仕掛けのゴーレム君です。操作できるようになるキャラクターは回復ポイントで自在に入れ替えができ、戦士系、弓系、魔法系の各系統にメインキャラクター以外で4枠ほどの空スロットがあり、思いのほか多くのキャラクターを使えるようになっているみたいです。面白い仕組みです。

そうして早速実践投入したゴーレムはというと・・・それなり硬いは硬いけれど、遠距離より断然硬く有利というわけではなく、やはり少し多数を相手にするとすぐにライフ半減とかになってしまいます。むう、やはりキャラクター切り替えとソウルストーンは駆使し続けないといけないバランスなのか。

装備がそろったらちょっとはマシになるかもと思いますが、この作品アイテムドロップがかなり渋くて、まだ全部位にも装備を付けられていないような状態なんですよね。さらに店売り装備の金額も非常に高く、楽はさせてやるものかという開発者の意思を感じます。ローテーションでなんとかするしかないか。思った以上に骨太の作品のような気がして戸惑っていますが、なんとか進めていこうと思います。
[ 2020/05/17 07:08 ] PCゲーム その他 | TB(0) | CM(0)

Shadows: Heretic Kingdoms スカッとハクスラ

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多分ハクスラ。とりあえずやってみよう。

長編RPGのQueen's Wishも終えたし、次は短めでスカッと楽しめるハクスラでもしようかなと思い立ち、積みゲーの山をチェック。そんな中で、いつだったか購入していたShadows: Heretic Kingdomsが目に入りました。Shadows:Awakeningというものも一緒に購入しており、こちらが続編になるのかな。とりあえず見た目はクォータービューの典型的なハクスラであり、それほどの癖もなく楽しめそうな感じなので軽い気持ちでスタートします。



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キャラクター選択。この影デーモンと切り替えて進めます。

ハクスラだし軽い気持ちだしで、ストーリーは流しつつ戦いへ。冒頭、謎のフードの男の手によって、封印から解き放たれる影のようなデーモン。主人公はこのデーモン君になるのかな。余りにも怪しすぎる男に警戒しつつも、復活させてもらった恩もあるし、ひとまず言う事を聞きながら進んでいきます。しばらく進むと、3体の石像が並ぶ小部屋に到着。この中から一人を魂を呼び戻す事ができるようです。プレイヤーキャラクター選択か?

ハクスラのプレイヤーキャラクター選択は個人的にはなかなか鬼門で、外す率が非常に高いので最も迷うポイントであります。大体どのハクスラでも、近接肉体タイプ、遠距離弓タイプ、遠距離キャスタータイプという3タイプが主流で、この作品でも実際に最初の3人がそんな感じなわけですが、作品によってタイプの強さが全然違うんですよね。ゲームシステム的には大体遠距離タイプのキャラクターの方が近接よりも強くなる傾向が高いのですが、そうだろうと思って遠距離タイプを選んでみると、その作品では近接タイプのキャラクターの方が断然強い調整になっていたり、かといって別の作品では近接で暴れまわってヒャッハーしたいぜと思って近接を選ぶと、その作品では当然のごとくキャスターが強ポジションになっていたりと、けっこう苦渋を味合わされるパターンが多いのです。思い返せば家庭用ゲーム機もセガ派で過ごしており、メガドライブやセガサターンを買って楽しんでいましたので、どうもそういう星の元に生まれてしまっているようです。そんな逆張りをしているつもりはないのだけど。

そんな葛藤を抱え選択に悩んだ結果、ここはスタンダートなキャスタータイプを選択。さあどうなるか。選択後、主人公デーモンと選んだ人間キャラクターをいつでも切り替える事ができるようになります。この際、人間キャラクターは現実の世界での戦いになるのですが、デーモンに切り替えると同じエリアでも画面が暗転し、魂だけが見える世界へと切り替わります。出てくる敵もそれぞれの世界で異なり、この2世界での異なる戦いに適応する必要があります。追い詰められたら別の世界へ逃げ込んで移動し、また背後から現れて攻撃なんていう漫画に出てくるようなキャラクターっぽい事もできそうです。ただ別の世界へ逃げ込んだとたんに、そちらの世界の敵にボコられるなんて可能性も出てきますけれど。



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砂漠の街からスタート。準備を整えクエストをこなしていきます。

この2世界システムはギミックにも取り込まれており、見た目は行き止まりの場所でも、別の世界へ入ったら先に進める通路が開いていたとか、先へ進めるようになるスイッチがあったなどというパターンが早速出てきています。戦闘面でも謎解き面でも、このシステムがこの作品最大の特徴となるようですね。なるほど慣れると面白くなりそうだ。

このシステムのおかげでいつでも緊急回避ができるからか、難易度は序盤から結構難しめな感じ、敵の攻撃力が高めで、油断するとあっという間に殺されてしまいます。一応敵を倒す事で魂を回収し、それをソウルストーンなる思わず額に刺してしまいそうな名前の道具にチャージ、ピンチになったら開放することで緊急回復もできるようになっています。これでうまく回復を回しながら戦えということですね。使用回数を回復するには敵を倒さないといけないという制限があるので、ポーション感覚で安易に連打すると、あとで強敵と戦う時に回数が回復しきってなくて困るというケースもありそう。うまく貯めていかないとですね。

思ったよりヒャッハーできず、苦労を重ねることになりそうな出だしではありますが、ぼちぼちと続けていこうと思います。
[ 2020/05/13 11:02 ] PCゲーム その他 | TB(0) | CM(0)

Mignt and Magic 4+5 World of XEEN をクリア

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4と5が合わさる、World of XEEN

別PCでのんびりと続けていたMight and Magic 4+5 をクリアしました。前回マイトマ3をクリアしてしばらく経ったくらいから手を出していたので、おおよそ半年ほどかけてという長期戦でのクリアとなります。ようやった。最近は時間が取れなかったり、体力や集中力が続かなかったりで何かと長期戦になりがちなのですが、それでも以前だとここまで長期になると途中でどうでもよくなって自然消滅をしていたようなパターンが多かったので、今のリアル環境に適応しつつ、持久戦タイプのいいスタイルが身に付いているような気がして、ちょっと自信になっています。

そういえば読書なんかでも、最初のころは150ページくらいの短編でも文字だけの本なんてきついわと思っていたのが、今だと数十冊くらいのシリーズであっても、少しずつ崩していくのが楽しいというような感覚で読めていけますからね。1ページ、1冊ずつでも進めていれば、いつかは終わるもので、その1ページ1ページが経験と自信に繋がるのです。継続は力なり。止まっているように見えても進んでいるのです。積み重ねましょう。逆に積み重ねていけないローグライク系があまり好きになれないのは、こういったスタイルのせいなのかも知れません。



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3と同様の感覚で。

本題のマイトマの方は、4と5を同時にインストールすることでタイトル画面も変わり完全な一本としてプレイできるという異色の二本立て作品で、拡張パックともDLCとも違う圧倒的な世界の広がり方に楽しんでプレイをすることができました。ワールドマップは4,5それぞれのマップを各地にあるポータルや魔法で行き来しながら攻略していくため、単純にボリューム2倍。それプラス同時インストールによる追加ダンジョンなどの要素もあり、もうお腹いっぱいのメガ盛というレベル。長く楽しみたいという人は是非ともやってみましょう。

内容の方は3の流れを引き継いで、画面構成からルールまでほぼ同様。3を楽しめていた自分は、そのままの気持ちであっという間にハマってしまいました。敵味方のダメージ表示などが無い、それゆえに尋常じゃないほどのスピーディーさで展開する戦闘もそのまま。雑魚的は一瞬にして蹂躙できたり、逆に強敵に出会って一瞬にして全滅したり、はたまたきちんと考えないといけない戦闘だったりと、敵の強さに激しい上下がついていることもあり、常に緊張感を持っての冒険ができます。



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最終盤、インフレっぷりは半端じゃない

バランスに関しても3の流れをそのまま、むしろそれをさらに上乗せしたような、古き良き時代のアメ車を彷彿とさせるような、豪快なインフレを誇るアメリカン調整になっています。やっぱり今回も最初はライフが2桁スタート、100に入って強くなったなあなどと思っていたら、中盤以降から10万100万という単位で経験値やゴールドが入り始めて、最終的にレベルは100近く、ライフは1,000オーバーの世界に突入します。ただしそんな混沌の中でも、不思議と自然にバランスが取れているのも3と同様。冒険の中でずっとバランスの悪い理不尽な状況が続くという事はなく、適度に気を抜ける所、適度に苦戦する所がいいバランスで繰り返されていきます。ただ最終盤のドラゴン達など一部の強敵は、最強に鍛えぬいたパーティーでも瞬殺してくるような強さで、ちょっとやりすぎな感じはしましたが。

前作3とほぼ同様と言うことで、前作に習い覚えた知識も僅かな修正だけでほぼそのまま応用をできます。3のプレイ日記に途中で気づいて書いていた、Buff関係の有効さは今回も健在。やっぱり通常のステータスや装備からくる命中率回避率とは別計算になっているようで、これを掛ければ全然歯が立たないような相手にもあっさり勝てたりするようになります。Buff大事と覚えておきましょう。あとビーコンの移動も便利というかほぼ必須なので、使い手はなるべく多く揃えていた方がいいと思います。こちらはアイテムでも代用できはしますけど。



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世界は元通り。大団円。

このシリーズは非常に楽しめているので、このまま次は6にも突入をしてみたい所です。ただ次の6からはグリッド移動形式の3Dダンジョンではなく、世界をポリゴンで築いてのフリー移動形式を導入しているんですよね。他にも後の世代に続く革新的な所が多々あり、レビューなどでもシリーズ最高かとの評価も出ているくらいの傑作のようですが、この移動形式だと自分の3D酔いし易さと絶望的に相性が悪いのがアリアリと分かり、やや躊躇しています。試しに数分見た動画だけでもちょっと危ないくらいでした。また心身を練り上げた上で挑戦をしてみたいと思います。
[ 2020/03/17 07:25 ] PCゲーム その他 | TB(0) | CM(2)

Acaratus ロボット組み立てバトル

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ロボゲーです。

Steamにオススメされた作品に手を出してみよう活動として、Acaratusなる作品を購入して、裏でぼちぼちとやっていました。作品としてはSRPGになるのかな。スゴロク状のマス目になっているフィールドを進み、買い物やイベントなどのマスを超えながら、敵のいるマスでは画面を切り替えての戦闘に移るというもの。

戦闘画面ではお互いが数体のロボットを繰り出してのターン制バトルとなり、グリッド制になっているフィールドを動かしながら、それぞれ特徴を持った武器を使って相手を殲滅すればOKという分かりやすいルール。そしてその操るロボット達は、手足や胴体、バックパックなどを手に入れたパーツから自由に組み替える事ができ、高機動遊撃ユニットや、近接壁ユニット、遠距離狙撃ユニットなどプレイヤーの戦略に合わせたロボット軍団を作り出すことができます。

ここまで聞くとKing's Bountyシリーズ的なSRPGに、フロントミッション的なメカ組み立て要素をプラスしたという、受ける要素を抽出して組み合わせたよくばりな一品に見えて、これは面白いんじゃないかという予感がひしひし。だったのですが、ところがところが。



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君だけのロボを作り出せ!

フィールドはスチームパンクな世界観に合わせて、無機質な記号よりのデザインになっており、世界観には合ってはいるのですが、そのためにどこまで行っても似たような雰囲気が続いているように感じてしまいます。またこのフィールドはローグライクゲームよろしくのランダム生成になっているみたいですね。ランダム生成だと何度やっても新しい展開になるという利点はあれど、それと同時に計算したマップ配置を作りにくくなるという欠点があり、この作品だと後者の欠点の方が大きく出て、デザインと合わせて相乗効果で、どこまで行っても適当にイベントを配置したようなマップが続くという結果になってしまっています。King's Bountyならそれぞれの島やエリアで特徴のあるフィールドを歩き回れたから、やってる事は繰り返しであれど、こういう感想は抱きにくかったのですけれどねえ。



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特徴的なスロット買い物

また買い物は、スロットマシーン式のランダム購入という珍しい形式が取られていて、お金を払ってスロットを回し、出た目のパーツの中から選んで購入をするというルールになっています。出る目にはパーツの他、隣のマスにある商品の能力をブーストしたり、値段を割引するといった効果の物もあるので、運が良ければ凄まじい性能のパーツを安値で買える時もあるなど、まさにギャンブルというデザイン。ただ回すだけでもお金がかかり、商品購入にはさらにお金がかかるので、ハマっているとあっという間に文無し間違いなしという危険なものであります。ここはなかなか面白なと思いました。



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フロントミッションっぽい戦闘。傑作になりそうなんだけど。

戦闘では組み立てたロボットを使ってのターン制バトル。ユニットはKBシリーズと同じスタック制を採用しており、ボディパーツのHPと、ユニット枠のレベルに応じたスタック数が与えられます。スタック制という事は頭数が十分にそろっていれば圧倒的な攻撃力を発揮する事ができて、逆にスタック数を減らされるとそれに合わせてどんどん攻撃力が下がっていくことになりますので、先手必勝で敵を削っていく戦い方が大事になるわけです。

なるほどこれは熱そうだと戦闘を繰り返し、パーツを組み替えて、理想のメカ軍団を作って敵を撃破する事を楽しんでおりました。パーツの組み合わせは多く、例えば足パーツは必ずボディ下に付けなければいけないというわけもなく、プロペラパーツをヘッド部につけて空を飛び、ボディ下と両手には重火器を付けての空飛ぶ砲台にするなど、人型ではないタイプも作れて色々無茶もできます。

このように戦闘は実にいい感じですが、組み立てが自由自在にできるという事は、その反面でユニット毎の特性や相性を考える必要がそれほどなく、戦闘は最強装備で固めた軍団を使い、撃ちまくって一方的に撃滅するというパターンが多くなってしまいがちです。武器の射程が全体的に長く、また大半の飛び道具は移動後の攻撃ができてしまうので、前述のスタックルールと合わせて、撃ったもん勝ちのなかなか大味な戦いが続くことになります。まあそれはそれで無双ができて大変に楽しいのですが。

コンセプトは非常に面白そうで、実際に面白いのですが、ランダム生成のフィールドと同じくほぼランダムで手に入る装備、そしてあまり考えることもなくさくさくすぎるほどに終わる戦闘によって、面白いんだけどなんだか味気なく、思い切りはハマれないという非常に惜しい作品に仕上がっております。もう一工夫で傑作に化けそうな感じなんだけど。メカ組み立て系のSRPGというジャンルはほぼ絶滅危惧種かというほどに少なくなっているので、それに飢えている人は買ってみるのもいいかと思います。
[ 2019/09/11 07:43 ] PCゲーム その他 | TB(0) | CM(0)