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ニーアオートマタに撃沈

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スタイリッシュ兄弟、このFFテイストはキツいっす。

ゲーパスで色々と物色をしながら楽しく遊ぶ毎日を送っています。EAも合流してさらに充実のラインナップとなりましたね。EAの作品には個人的にはあまり好みの物がないのだけど、ドラゴンエイジをやるかもしれないなと思ってひとまずEAデスクトップをインストール。と思ったらアカウントが死んでいる事が発覚、ずいぶん昔にOriginの時に作ったきりだったからなあ。移行期間も終わったようなのでやむを得ず新規アカウントを作る事になりました。

20分後、どうしても新規アカウントを作るためのロボットではない証明クイズが抜けられずにブチ切れる自分がおりました。確かに一時期ネットで話題にはなっていたけれど、まさかこれほどとは。15~20問を連続で行い、1問でも間違うとやり直し、表示されないけど制限時間内にできなかったらまたやり直しと、人間の能力のばらつきを無視し、AIしかクリアできないんじゃないかという本末転倒な設問にEAのポンコツっぷりが見てとれます。

他の方法として音声認識テストもあったので試してみるも、そちらは最初からエラーが出て機能しておりませんでした。ゲームをやる以前からクソ会社だと認識できる所はここくらいのものでしょう。相変わらずである意味安心したので、EAアカウント作成はもうしばらく放置しておくことにします。



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超大型兵器との対決。演出と雰囲気はバツグン

そして今できる物をということで、ゲーパスでニーアオートマタを続けておりました。が、結論から言うとこちらも撃沈してしまいました。1週はクリアしたんだけどね。

ちょくちょく書いているように、そもそもTPS視点の3Dアクション物自体が苦手という前提があり、のっけから暗雲立ち込めていたわけですが、この作品に関しては全てが自分の好みと反対の方にヒットする事になってしまいました。

アクションに関しては派手かつスタイリッシュな物が楽しめ、回避アクションやそこからのカウンターなどは瞬間移動して回り込んでの強烈な一撃というように、バトル漫画の主人公になったかのような動きを体験できます。

ただエフェクトが派手すぎて、互いに何をやってるのかよく分からない。攻撃発生の合図となるピンクの光に反応しては回避し、とにかく攻撃ボタンを連打、その間画面中にバチバチとエフェクトの嵐が溢れ続けるという形となり、MMOなどでは視認性を最重視してエフェクト効果を全オフするような自分にはなかなか厳しい物となりました。

カメラ映えは非常にいいのですがね。思えばボス戦なども、暗いの中での戦いとかカメラに収まらず攻撃の発生が見難い巨大ボスなど、ちと画面映えを優先しすぎてるのではという所がいくつか。その分回復アイテムやスキルの制限は緩いので、被弾前提でも勝てるようにはなっておりバランスは取れてはいます。

ストーリーに関しては、自我を持ち始めた機械の苦悩や試行錯誤というテーマでしょうか。それはいいのだけど、そこに至るキャラクター達のやりとりや台詞回しがこれまた厳しい。良く言うとスタイリッシュ。悪く言うと中二。自分の基準だと全ての台詞が後者のミットにストレートで吸い込まれていく結果となり、一人身悶えしながらプレイする事に。

中でも敵のボスとなるアダム、イブの二人は非常に厳しい。二人とも登場した時も、その後狂気に陥るまでも、一貫してスタイリッシュを通り越してノムリッシュの域にまで入った言動をしており、私が家庭用ゲームから離れた時のFFなどであった、この空気にはついていけない感を久しぶりに感じ取る事になってしまいました。



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最後は狂気ロボット達との対決。薄ら寒い狂気で安らげないよ。

そんなファッション狂気のボスを撃破して一週目終了。周回するごとに違った展開となり、徐々に新たな真実が明らかになっているという周回システムを採用しているらしいのですが、いろいろ打ちのめされてしまったのでここにて終了。

わざわざ自分が苦手なジャンルに踏み込んで文句を言うのもフェアではないので一応言っておくと、Steamでも非常に評価の高い作品ではあります。かように個人の好みによって受け取り方が全く変わってくるという事で、今更ながらエンタメは難しいものだと感じますね。

ただそういった作品も相性や財布を気にせずに体験できるという点で、ゲームパスというシステムには素晴らしいものがあります。またこのような結果になって文句を言う可能性もありますが、せっかくですから今後も色々試していってみようと思います。

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Dungeon Siege 農民立志伝

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別PCの方でなんとなくDungeon Siege 初代の再プレイ進めており、いつの間にやらクリアまで行ってしまいましたので感想。作品としてはもはや古典に属し、評価が固まりきっている作品ではありますが、今回久々の再プレイをしたらまた今の時代ならでは感じられる新鮮さで最後まで楽しんでプレイできました。

内容は一人の農夫がひょんな事から冒険に出て、そのまま国を救う英雄になるという、ベタベタかつストレート、しかしこういうのでいいんだよという冒険譚。進んでいるうちにどんどんスケールがでかくなり、自分も仲間も強くなっていくのでその気になってしまいます。



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数と数の殴り合い、これがずっと続くが、シンプルゆえに楽しい。

ゲームの特徴は、ハクスラにRTS風味のパーティー制をミックスさせた所で、戦闘はかなりRTS寄り。各キャラクターには複雑な操作や特殊スキルなどは全くなく、基本的に指定した敵や近づいた敵に自動で攻撃しあい、数と数との激突で敵を倒しながら道を切り開いていくというものになります。

戦闘はRTS寄りでほんと自動というか、敵をクリックしたらそこにわーっと集まっていき、皆でボコボコに殴る。攻撃魔法や回復魔法も自動キャストで、特別な事態にならない限りはほとんどマウス一本だけでプレイでき、人によってというか、普通のハクスラやBGなどの純パーティーRPGに慣れていると、やる事がなさすぎてなんだこりゃとなりそうな作り。

ついでに育成も非常にシンプルで、使用する攻撃方法4種類(近接攻撃、遠距離攻撃、自然魔法、精霊魔法)に応じてそのスキルレベルが上がっていき、それに合わせたステータスが上昇するというもので、本当にそれだけ。スキル上昇に応じて何か固有スキルが加わるとかそんな事はなく、魔法は別として、近接キャラクターは最後の最後まで殴り一本だけで過ごすことになります。

ところがこれが楽しいのです。ただ戦って強くなる、行動ごとに経験値が溜まっていくのがすぐに目で見て分かり、単純にステータスが上がる事ではっきりと分かりやすく強くなるそのテンポが非常に心地いい。さらにストーリーや会話も必要最低限、さらにマップもほとんど一本道に近いという限界近くまで削り取ったデザインながら、前述のテンポの良さと相まって、ただ前進する、ただ戦う、するといつの間にかストーリーが進んでいるというリズミカルな繰り返しがなんだか癖になるような楽しさを感じさせてくれるのです。

RPGをやっていて、イベントを消化する事やフラグを建てる事、ストーリーの進行状況や新しく出てきた人名や設定を消化するのに、楽しみながらも時として疲れを覚えた事はないでしょうか。この作品に関してはそれらがほとんどなく、ただ戦闘をして成長を楽しんでいれば進みます。無心になって経験値稼ぎだけをしていたら終わるRPGとでもいいましょうか。ストーリーを進める上でよっこいしょと腰を上げ構える必要はどこにもありません。

もちろんそういうのじゃない、上で挙げたような重厚RPGを求めている人がしたら、なんとも気の抜けた作品という評価になる可能性はありますが、普段そういった作品をプレイしている身で久しぶりにやると、これらの要素が非常に新鮮かつ斬新に感じられました。



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時にはボス戦もあり。でも進行は非常にスピーディー。

ちなみにプレイする際は難易度をEASYにした方がいいです。敵が復活せず有限なのと、強敵に搦め手で対処しにくいデザインになっているため、難易度を上げると隅から隅まで敵を探し出して稼ぎをする手間が増えてしまい、テンポの良さがなくなり、リソース管理が必要となる別タイプの高難易度作品となってしまいます。

またアイテムやお金も、どんどんインフレが進んでいきますから、めぼしい物以外は全て放置していって構いません。余さず拾って換金していくなんてプレイをしていくとこれまた無駄に手間と時間が増えて、テンポを楽しむ事ができなくなってしまいます。難易度を落とし、おおらかな心でもってプレイしていきましょう。

作品自体は旧作だけにかなり安く手に入り、セール時であれば100円台も珍しくありませんから、その値段でこれだけ楽しめるのは破格と言ってよいでしょう。Steam販売の物で既に日本語対応していますしね。2はこのスタンスのまま、スキルやキャラビルドなどでもっとRPGよりにデザインされている傑作なので、そちらもまたどこかで再プレイしてみたいですね。オススメです。

Cross Code ゲーパスでお試し

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レトロな雰囲気。いいね。

引き続きゲーパスを楽しんでいます。Xboxはまだ持ってないけど。とりあえずPCの方で遊べるソフトだけも相当数があり、遊ぶものに困ることはないから、本体が手に入らなくてもまだ全然平気ではありますね。ただラインナップを見てみると、やはり本体だけで遊べて、PCの方では遊べないというソフトも数多くありますから、近いうちには手に入れておきたいところ。

もういっその事全部PCできるようにしてくれると大変に助かるのだけど、それは各作品の動作環境や大人の事情が許さないのでしょうか。それか割り切ってSの方にしてみようかな。今の手ごたえだとほぼゲーパス専用機として遊ぶ事になりそうですし、Sでカジュアルに遊ぶというのもありな気がしてきました。こうやって書くと迷っている時間が一番楽しいという奴を満喫しており、我ながらなんだか頭幸せな奴だなと思ってしまいます。

そんなこんなで今回はCross Codeなる作品を選んでみました。いや、普通にSteamでも売っているし、評判が高いのも知っているのですが、ジャンル的にちょっと自分の好みを外す確率があるなと思い、まだ手を出していなかったのですよね。そういう立ち位置の作品を遊ぶのに、ゲーパス本当に強いシステムですね。その気になればHaloとか名作FPSにも気軽に手を出す事ができてしまうのです。やったらやったでゲロまみれで討ち死にするのはまず確実かとは思いますが。



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現実の島をベースにして遊ぶMMOという設定。

とりあえずスタート。オープニングでは強キャラお姉さんが敵をなぎ倒しながら戦い、その先で彼女の兄さんらしき人がコンピューターを操作しながら倒れ果てるという謎の展開が。その後、タイトル画面に出ている白カラーのお姉さんが主人公キャラクターとして登場し、操作をしていきます。多分最初の強キャラと同一人物で、記憶をなくしたとかそういう流れでしょうか。あと声までなくしています。話を進めていけばその謎が解けていくのでしょう。

その後チュートリアルではアクションや仕掛の解き方などをレクチャーしてくれます。攻撃はボールを撃つ遠距離と、近接のブレード攻撃の2種類。飛び道具の方は狙いを付けるのにちょっと時間がかかるけど残弾には制限なしで使い易そう。ブレードは高威力という感じですかね。

防御ではダッシュの他ガードがあり、ダッシュの発動距離がやる気あるのかと疑うほど短いのが気になる所。3連続で使えるけど、3連続でようやく普通の作品の1ダッシュくらいの距離を走ってくれます。途中で距離が延びるスキルとか出てくれるのを希望。そんなダッシュの隙間を埋めるのがガードでしょうか。こちらは向いている方向にシールドを張って敵の攻撃を弾いてくれるので、捌ききれない攻撃はこちらを使うという使い分けが必要そう。

それらのアクションの全てが移動と別に向きの操作も必要になってくるものであり、しょっぱなからアクションの使い分けに頭と指がついてこず苦戦中。マウスだからエイムは楽だけど、これコントローラーでやったらついていけないかもしれないな。早めに慣れてくれることを祈ろう。



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戦闘はアクション。射撃もできるけど近接の方が高威力。

冒険の舞台は現実と半リンクした未来のMMOという設定。舞台は現実の世界にある島をMMO用として作り上げた地で、そこに自分のアバターとなるキャラクターを電送して冒険を楽しむという設定になっています。ハンターハンターとかラノベであったものに似た設定と言えば分かりやすいでしょうか。こういう舞台の場合で注意をしたいのは、出会う美少女の数割、場合によっては9割以上において、その中身がおっさんである可能性が高いことです。自身の危機センサーをフル回転させて騙されないように立ち回りましょう。ちなみに自分の場合はきちんと雄Taurenばかり使っていたので看板に偽りなしでした。

アクションRPGらしくパズル要素も多めみたいですね。チュートリアルや街に入る前に行う最初のダンジョンでは、スイッチに遠距離攻撃を当てての操作などで道を作るアクションを練習できます。これは壁で反射をするため、その特性を活用する必要もあると。

触ってみた感じ、動作は見た目に合わせて非常に軽快、かつ移動や他アクションのレスポンスも良好でSFCの傑作アクションRPG類を連想させるデキとなっていますね。ゆっくり遊んで行ってみようか。

Bare knuckle 4 ステゴロベルトスクロール

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懐かしのシリーズが復活

前に書いたけど、Xbox GamepassのUltimate版を勢いで加入してしまっており、アップグレード技を使ってフルの3年で入っているため、2023年後半まで遊び放題の究極野郎になっております。しかし1か月400円少々は破格の値段ですね。最初はこれバグか何かで悪用したら後で晒上げられてひどいペナルティでも食らうのかと警戒していたわけですが、その後も現在までずっと続いており通常のサービスと考えて大丈夫そうです。最初の1回だけだし、まずはシェア確保を優先という作戦ですね。どうやら今回のMSは本気ですね。本気ついでにDungeon Siege 1の拡張全部つき完全版を出してくれたらより嬉しいんだけど。

そうしてせっかく加入したことだし有効活用せねばと思い、どうせならと普段やらないジャンルのソフトをいろいろと試しています。そんな中ふと目に入ったベアナックル4をインストールして遊んでみました。あの往年の名作がついに復活だ!といいたい所だけど、ベアナックルシリーズには滅茶苦茶思い入れがあるというほどでもないので、実はあんまりよく分かってなかったりします。ベルトスクロールアクションは友人と遊ぶのには鉄板のジャンルですから、よく家に集まってプレイしていた記憶はあるのですけれどね。ゴールデンアックスなんかもあったし、ベルトアクションじゃないけど末期は幽遊白書なんかが最高に面白かったし、メガドライブはいいハードでした。

そういう意味では逆に、SFCのファイナルファイトは本当に残念でした。あれで1人プレイ専用はないわー。SFC初期の、さらにアーケードと家庭用の性能差が大きかった時代だから仕方がないとはいえ、一番キモになる所を削ってどうするんやと。最も今の時代も見た目の為に肝心な所を削ってしまう作品が散見されるあたり、今も昔も問題は変わっていないのかもしれません。



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これぞベルトスクロールアクションという画面。操作性も良好。

思い出し怒りで脱線したけれどベアナックル4。スタートしてみると、これまでと同じベルトスクロールアクションで、そのままほとんど違和感なく入っていくことができます。アクセルはコーディーみたいなさわやか兄ちゃんだった記憶があるけど、ずいぶんとやさぐれた人になってますな。ブレイズは相変わらず少し動いたらすぐに見えそうな感じであり、従来路線と変更ないのでこちらもある意味安心。

見た目が奇をてらっていないのと同じく、プレイ感も気をてらわず正統派でいい感じ。こういうベルトスクロールアクションだと、大事なのはやっぱり操作感や打撃感などの基本的な部分で、ここが台無しだと見た目は整っていてもどうにもならないというパターンが多いのですが、そこもきっちりレベル高く仕上がっていますね。バシバシ殴って敵を倒していくのが非常に気持ちいいです。ただレバーの入れ方で出る技が変わるので、特に掴み系は狙った技が出せず苦労する事が多め。そこは自分のコントローラー慣れの部分だとは思いますけど。



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スペシャル技の使い方がキモ。多用しよう。

あと結構戸惑った部分として、スペシャル技をかなりカジュアルに使えるようになり、なおかつ使いこなさないといけない設計になっています。このジャンルのお約束としてスペシャル技は使って敵にあてた時に自分の体力も減少してしまうのですが、この作品では使っても仮減少という形で色を分けてゲージが減っていき、その後何か別ダメージを食らう前に回復アイテムを取れば、どんなしょぼい回復アイテムであっても仮減少分は全て回復するというルールになっています。

それに合わせて中盤以降は敵の攻撃も相当に激しめで、普通の行動ではまず避けられないだろという攻撃を雑魚でも結構な頻度で繰り出してくるので、それに合わせてスペシャル技を使っていかなければいけません。緊急回避用にももちろん使うけれど、歩いて近づくと危険な敵に接近するためとか、コンボの途中に盛り込んで他の敵も一気にまとめていくとか、ピンチ用ではない普段使いくらいの感覚での使用が求められるので、スペシャル技の性質は要チェックとなります。大きく動けるタイプの技が便利ですね。

このスペシャル技周りだけは従来の作品と大きく違うのですが、これのおかげで他の名作と比べても非常に爽快感がアップしています。

他作品だと移動や投げなどの地味ながらテクニックのいる立ち回りを駆使しながら、敵の動きを管理し有利な状況を作り出していくという部分が必要であり、派手な立ち回りの裏に地味な努力が必要という水面を優雅に泳ぐ白鳥のようなイメージでしたが、こちらはそれらの地味なテクニックがいるポイントをスペシャル技の使い方次第で置き換える事ができるのです。

プレイヤー的にもそれらの受け的な行為よりも、スペシャル技という攻めの行為で立ち回れるために、精神的にも画面映え的にもストレスが溜まり難く、ずっと楽しんで遊ぶ事ができました。久しぶりのベルトスクロールアクション、ストレス解消に実にいい作品だと思います。

Shadows:Awakening ギブアップする

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このスキルが強力。転がり軌道で大ダメージ。

Shadows:Awakeningを続けています・・・と見せかけて。前回と同じ出だしになってしまいましたが、まあなんというか色々ありまして。

とりあえず戦い続け、新たなプレイヤーキャラクターであるソウル達も増えてきてと順調な進行を進めておりました。割と最初のうちに仲間になっていたこのハンタータイプのゴブリン君。彼はメイン装備が弓で飛び道具なのと、レベルが上がって手に入るスキルが大変に使い勝手の良いものが多く、一気にメインに躍り出ての進行速度アップに貢献してくれました。

この作品の問題点の一つとして、スキル類が昨今のMMOなどのように調整されきったものばかりという点があり、バランス崩壊しないようにひたすらぬるい性能になっているスキルばかりで、使っていてあんまりおもしろくないんですよね。クールダウン30秒で単発の攻撃スキルとか、クールダウン50秒で15秒間防御アップの防御スキルとか、MMOやパーティー制シングルRPGではよく見るような性能ではありますが、PVPもないようなハクスラでそこまでバランス調整を気にしなくてもいいんちゃうという気持ちになります。ハクスラなんてのは、Multiple ShotやBlessed Hammerなんかの即死級攻撃が、CD無しコンマゼロ秒単位の射撃密度で飛び交うような殺伐とした世界でいいんだよ。あの頃はFrozen OrbやBlizzardのCDも結構長く感じたものでしたが。

などと懐古厨なことをいいつつ、ゴブリン主役プレイ。このキャラクターがもつスキルは、地面に地雷を設置してあとから自由に起爆して範囲ダメージを与えるスキル。前転ローリング移動をし、移動中に触れた相手全てに大ダメージを与えるスキル。さらに射程は短いものの、扇形に弓を放って範囲内の敵に大ダメージを与えるスキル。などと全体的に高威力かつ範囲攻撃で、その上Kite時にも使いやすいという粒ぞろいの物がそろっています。CDは長めだけど、このキャラクターは楽しく遊べておりました。



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敵のデザインなんかはいいんですけどね。密度低く復活しないのです。

そんなところでうすうすと気が付いていた事が現実に。この作品は敵の復活がありません。翌日起動してダンジョンの続きをやっても、全然敵がいないなーと思いながら進めていたのですが、やっぱりどうやっても、チャプターが移っても攻略済みのダンジョンは無人となっています。スキルもだけど、どうもこの作品はD:OSやPillarsの方のPOEなど、クラッシックタイプのシングルRPGをアクションRPG化したものというイメージで作っているようですね。

最初にジャンルをよく調べずに、見た目だけでハクスラしたいぜと手を出した自分が悪いのですが、その選択はいくらなんでも相性悪いんじゃないかと。無茶しやがって。いやしかしそういえばDiablo1のシングルモードは同じルールの敵復活無しだったような。そう考えるとこの作品は原点回帰の正統派クラッシックハクスラなのかもしれません。でもDiablo1も9割以上の人はソロプレイであってもマルチモードで遊んでいたしなあ。



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問題のギミックバトル、即死攻撃をかいくぐり、画面上のギミックを複数回操作する必要あり。

以上のように色々と期待と違う現実にテンションが落ちてきたところで、さらなるトドメが襲い掛かってました。ギミック系のイベント戦です。この作品では主人公達およびフードの男をつけ狙う強大な力を持つ一派がおり、そいつらが定期的に襲い掛かってくるのですが、この戦いがまたしんどいのです。基本的に今の主人公達では太刀打ちできない設定の相手というわけで、攻撃されると一撃で瀕死、対してこちらの攻撃はノーダメージと全く勝負にならない状況。そんな中で敵の攻撃から逃げ回りながら、それぞれ設定されたギミックを達成して逃げ切らねばいけません。

画面はそんなイベント戦のひとつ、主人公を追う槍男は無敵で、そのリーチの長い槍の一撃を食らうと一撃で瀕死となります。また画面外からは同じ一派のメイジが範囲攻撃魔法をしかけてきて、こちらはダメージはまだ低めだけれど、範囲に入ると連続で攻撃を受けて固められてしまい、その間に槍男の一撃を食らってしまうので、どちらにしても画面の範囲魔法や槍男に当たると死にます。そしてそれらを避けながら、隙を見て跳ね橋を下す装置を何度も操作し、橋から逃げるというのがイベント戦の目標。

こういうのはストーリー重視の展開としてはもちろんありなのですが、プレイしていての楽しさでいうと、後ろ向きすぎてテンションが落ち切るうえに、イライラするだけで面白くないというのが正直な所。しかもこの作品、7時間ほどプレイしていてこれが3回目と、やたらとこういう展開のイベント戦が多いんですよね。それだけ相手の強敵感を演出したいのでしょうけれど。何回かチャレンジして惜しいところまでいき、もう後何回かやったらいけるだろうという段階まで来たところで、ふっと我に返りました。気分転換に気軽にスカッとしようと始めた作品で、何でストレス貯めてるんだと。

そうして原点に返り、冷静さを取り戻したところで、この作品では今の自分が求めている爽快感は手に入らないと判断し、プレイを中止することにしました。最初にロクに調べず、爽快に敵をなぎ倒せるハクスラだと判断して始めた自分の判断が間違っていたのが原因であり、この作品が悪いわけではないのですけれど、ここまで見た目と質の違う作品だったとは。なかなかやられた体験となりました。これからやる人は気を付けましょう。これは面クリア式に近いアクションRPGです。爽快感を得るならSacred3とかをやったほうがよかった。