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Shadows:Awakening ギブアップする

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このスキルが強力。転がり軌道で大ダメージ。

Shadows:Awakeningを続けています・・・と見せかけて。前回と同じ出だしになってしまいましたが、まあなんというか色々ありまして。

とりあえず戦い続け、新たなプレイヤーキャラクターであるソウル達も増えてきてと順調な進行を進めておりました。割と最初のうちに仲間になっていたこのハンタータイプのゴブリン君。彼はメイン装備が弓で飛び道具なのと、レベルが上がって手に入るスキルが大変に使い勝手の良いものが多く、一気にメインに躍り出ての進行速度アップに貢献してくれました。

この作品の問題点の一つとして、スキル類が昨今のMMOなどのように調整されきったものばかりという点があり、バランス崩壊しないようにひたすらぬるい性能になっているスキルばかりで、使っていてあんまりおもしろくないんですよね。クールダウン30秒で単発の攻撃スキルとか、クールダウン50秒で15秒間防御アップの防御スキルとか、MMOやパーティー制シングルRPGではよく見るような性能ではありますが、PVPもないようなハクスラでそこまでバランス調整を気にしなくてもいいんちゃうという気持ちになります。ハクスラなんてのは、Multiple ShotやBlessed Hammerなんかの即死級攻撃が、CD無しコンマゼロ秒単位の射撃密度で飛び交うような殺伐とした世界でいいんだよ。あの頃はFrozen OrbやBlizzardのCDも結構長く感じたものでしたが。

などと懐古厨なことをいいつつ、ゴブリン主役プレイ。このキャラクターがもつスキルは、地面に地雷を設置してあとから自由に起爆して範囲ダメージを与えるスキル。前転ローリング移動をし、移動中に触れた相手全てに大ダメージを与えるスキル。さらに射程は短いものの、扇形に弓を放って範囲内の敵に大ダメージを与えるスキル。などと全体的に高威力かつ範囲攻撃で、その上Kite時にも使いやすいという粒ぞろいの物がそろっています。CDは長めだけど、このキャラクターは楽しく遊べておりました。



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敵のデザインなんかはいいんですけどね。密度低く復活しないのです。

そんなところでうすうすと気が付いていた事が現実に。この作品は敵の復活がありません。翌日起動してダンジョンの続きをやっても、全然敵がいないなーと思いながら進めていたのですが、やっぱりどうやっても、チャプターが移っても攻略済みのダンジョンは無人となっています。スキルもだけど、どうもこの作品はD:OSやPillarsの方のPOEなど、クラッシックタイプのシングルRPGをアクションRPG化したものというイメージで作っているようですね。

最初にジャンルをよく調べずに、見た目だけでハクスラしたいぜと手を出した自分が悪いのですが、その選択はいくらなんでも相性悪いんじゃないかと。無茶しやがって。いやしかしそういえばDiablo1のシングルモードは同じルールの敵復活無しだったような。そう考えるとこの作品は原点回帰の正統派クラッシックハクスラなのかもしれません。でもDiablo1も9割以上の人はソロプレイであってもマルチモードで遊んでいたしなあ。



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問題のギミックバトル、即死攻撃をかいくぐり、画面上のギミックを複数回操作する必要あり。

以上のように色々と期待と違う現実にテンションが落ちてきたところで、さらなるトドメが襲い掛かってました。ギミック系のイベント戦です。この作品では主人公達およびフードの男をつけ狙う強大な力を持つ一派がおり、そいつらが定期的に襲い掛かってくるのですが、この戦いがまたしんどいのです。基本的に今の主人公達では太刀打ちできない設定の相手というわけで、攻撃されると一撃で瀕死、対してこちらの攻撃はノーダメージと全く勝負にならない状況。そんな中で敵の攻撃から逃げ回りながら、それぞれ設定されたギミックを達成して逃げ切らねばいけません。

画面はそんなイベント戦のひとつ、主人公を追う槍男は無敵で、そのリーチの長い槍の一撃を食らうと一撃で瀕死となります。また画面外からは同じ一派のメイジが範囲攻撃魔法をしかけてきて、こちらはダメージはまだ低めだけれど、範囲に入ると連続で攻撃を受けて固められてしまい、その間に槍男の一撃を食らってしまうので、どちらにしても画面の範囲魔法や槍男に当たると死にます。そしてそれらを避けながら、隙を見て跳ね橋を下す装置を何度も操作し、橋から逃げるというのがイベント戦の目標。

こういうのはストーリー重視の展開としてはもちろんありなのですが、プレイしていての楽しさでいうと、後ろ向きすぎてテンションが落ち切るうえに、イライラするだけで面白くないというのが正直な所。しかもこの作品、7時間ほどプレイしていてこれが3回目と、やたらとこういう展開のイベント戦が多いんですよね。それだけ相手の強敵感を演出したいのでしょうけれど。何回かチャレンジして惜しいところまでいき、もう後何回かやったらいけるだろうという段階まで来たところで、ふっと我に返りました。気分転換に気軽にスカッとしようと始めた作品で、何でストレス貯めてるんだと。

そうして原点に返り、冷静さを取り戻したところで、この作品では今の自分が求めている爽快感は手に入らないと判断し、プレイを中止することにしました。最初にロクに調べず、爽快に敵をなぎ倒せるハクスラだと判断して始めた自分の判断が間違っていたのが原因であり、この作品が悪いわけではないのですけれど、ここまで見た目と質の違う作品だったとは。なかなかやられた体験となりました。これからやる人は気を付けましょう。これは面クリア式に近いアクションRPGです。爽快感を得るならSacred3とかをやったほうがよかった。

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[ 2020/05/29 09:28 ] PCゲーム その他 | TB(0) | CM(0)

Shadows:Awakening 方針転換

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Awakeningで最初のキャラクター選択。一緒ですわ。

Shadows:Heretic Kingdomを続けています・・・と見せかけて。プレイの合間でふとこの作品のレビューを眺めていたところ、「こいつはストーリーが途中で終わる未完成ゲームだ。Shadows:Awakeningで同じストーリーをまたやる事になるぞ。こっちはやるな。」というようなレビューがあったので、試しにAwakeningの方をインストールして除いてみたところ、あらほんと、全く同じストーリーが始まりました。

こちらのHeretic Kingdomの方は見た目の方はともかく、動きが洗練されていない所が多いのが気になってて、特に攻撃モーションの遅さとそのヒット感のなさはこれまでプレイしたハクスラでもワーストに近いレベルで、続けるのが少々しんどくなってきていたところでした。あと移動していてもやたらと引っかかるのが。インディーなので仕方ない点はあるのですが、実質完成版があるのならそっちをやればいいかなと。



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グラフィック大幅改善、UIはデカくなる。

そんなわけでAwakeningの方に乗り換えてプレイを始めました。こちらは問題になっていた動作の点は改善されて、スムーズに動き、攻撃のヒット感もいい感じですね。それでも攻撃モーションがまだ遅めなのは若干気になるけれど、まだ序盤であることだし、成長していくにつれて攻撃速度修正のついた装備などがそろって快適になってくるのだと思います。ただこのAwakeningの方は家庭用機で発売された作品のようで、UI関係はそちらに合わせた仕様になっており、アイコンが妙にでかくて情報量が少ないところは、乗り換え前に比べると少々やりにくさを感じます。でもまあ、今の時代ならほぼ当たり前みたいな物ではありますから慣れるでしょう。

そうして初期エリアの砂漠の町で、クエストやらダンジョン探索やらを楽しんでいおります。敵から食らうダメージは、こちらは作品変わらずかなり高めで、キャラクター切り替えやソウルストーンの緊急回復を使うことが前提の設計になっているのは同様。というかこれ魔法キャラ結構きついような気がしてきたぞ。接近されるとあっという間に殺されかけるし、かといって遠距離攻撃でカタをつけようにも攻撃の威力も速度も大したことがないためになかなかそうもできません。最初の選択は戦士系を選んでおくべきだったか。



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戦闘後仲間になるゴーレム。硬い仲間が欲しい。

ちょっとやり直そうかなと思いながら進んでいた所、クエスト絡みで倒したボスのソウルを得て、新たな戦士系キャラクターを仲間にすることができました。機械仕掛けのゴーレム君です。操作できるようになるキャラクターは回復ポイントで自在に入れ替えができ、戦士系、弓系、魔法系の各系統にメインキャラクター以外で4枠ほどの空スロットがあり、思いのほか多くのキャラクターを使えるようになっているみたいです。面白い仕組みです。

そうして早速実践投入したゴーレムはというと・・・それなり硬いは硬いけれど、遠距離より断然硬く有利というわけではなく、やはり少し多数を相手にするとすぐにライフ半減とかになってしまいます。むう、やはりキャラクター切り替えとソウルストーンは駆使し続けないといけないバランスなのか。

装備がそろったらちょっとはマシになるかもと思いますが、この作品アイテムドロップがかなり渋くて、まだ全部位にも装備を付けられていないような状態なんですよね。さらに店売り装備の金額も非常に高く、楽はさせてやるものかという開発者の意思を感じます。ローテーションでなんとかするしかないか。思った以上に骨太の作品のような気がして戸惑っていますが、なんとか進めていこうと思います。
[ 2020/05/17 07:08 ] PCゲーム その他 | TB(0) | CM(0)

Shadows: Heretic Kingdoms スカッとハクスラ

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多分ハクスラ。とりあえずやってみよう。

長編RPGのQueen's Wishも終えたし、次は短めでスカッと楽しめるハクスラでもしようかなと思い立ち、積みゲーの山をチェック。そんな中で、いつだったか購入していたShadows: Heretic Kingdomsが目に入りました。Shadows:Awakeningというものも一緒に購入しており、こちらが続編になるのかな。とりあえず見た目はクォータービューの典型的なハクスラであり、それほどの癖もなく楽しめそうな感じなので軽い気持ちでスタートします。



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キャラクター選択。この影デーモンと切り替えて進めます。

ハクスラだし軽い気持ちだしで、ストーリーは流しつつ戦いへ。冒頭、謎のフードの男の手によって、封印から解き放たれる影のようなデーモン。主人公はこのデーモン君になるのかな。余りにも怪しすぎる男に警戒しつつも、復活させてもらった恩もあるし、ひとまず言う事を聞きながら進んでいきます。しばらく進むと、3体の石像が並ぶ小部屋に到着。この中から一人を魂を呼び戻す事ができるようです。プレイヤーキャラクター選択か?

ハクスラのプレイヤーキャラクター選択は個人的にはなかなか鬼門で、外す率が非常に高いので最も迷うポイントであります。大体どのハクスラでも、近接肉体タイプ、遠距離弓タイプ、遠距離キャスタータイプという3タイプが主流で、この作品でも実際に最初の3人がそんな感じなわけですが、作品によってタイプの強さが全然違うんですよね。ゲームシステム的には大体遠距離タイプのキャラクターの方が近接よりも強くなる傾向が高いのですが、そうだろうと思って遠距離タイプを選んでみると、その作品では近接タイプのキャラクターの方が断然強い調整になっていたり、かといって別の作品では近接で暴れまわってヒャッハーしたいぜと思って近接を選ぶと、その作品では当然のごとくキャスターが強ポジションになっていたりと、けっこう苦渋を味合わされるパターンが多いのです。思い返せば家庭用ゲーム機もセガ派で過ごしており、メガドライブやセガサターンを買って楽しんでいましたので、どうもそういう星の元に生まれてしまっているようです。そんな逆張りをしているつもりはないのだけど。

そんな葛藤を抱え選択に悩んだ結果、ここはスタンダートなキャスタータイプを選択。さあどうなるか。選択後、主人公デーモンと選んだ人間キャラクターをいつでも切り替える事ができるようになります。この際、人間キャラクターは現実の世界での戦いになるのですが、デーモンに切り替えると同じエリアでも画面が暗転し、魂だけが見える世界へと切り替わります。出てくる敵もそれぞれの世界で異なり、この2世界での異なる戦いに適応する必要があります。追い詰められたら別の世界へ逃げ込んで移動し、また背後から現れて攻撃なんていう漫画に出てくるようなキャラクターっぽい事もできそうです。ただ別の世界へ逃げ込んだとたんに、そちらの世界の敵にボコられるなんて可能性も出てきますけれど。



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砂漠の街からスタート。準備を整えクエストをこなしていきます。

この2世界システムはギミックにも取り込まれており、見た目は行き止まりの場所でも、別の世界へ入ったら先に進める通路が開いていたとか、先へ進めるようになるスイッチがあったなどというパターンが早速出てきています。戦闘面でも謎解き面でも、このシステムがこの作品最大の特徴となるようですね。なるほど慣れると面白くなりそうだ。

このシステムのおかげでいつでも緊急回避ができるからか、難易度は序盤から結構難しめな感じ、敵の攻撃力が高めで、油断するとあっという間に殺されてしまいます。一応敵を倒す事で魂を回収し、それをソウルストーンなる思わず額に刺してしまいそうな名前の道具にチャージ、ピンチになったら開放することで緊急回復もできるようになっています。これでうまく回復を回しながら戦えということですね。使用回数を回復するには敵を倒さないといけないという制限があるので、ポーション感覚で安易に連打すると、あとで強敵と戦う時に回数が回復しきってなくて困るというケースもありそう。うまく貯めていかないとですね。

思ったよりヒャッハーできず、苦労を重ねることになりそうな出だしではありますが、ぼちぼちと続けていこうと思います。
[ 2020/05/13 11:02 ] PCゲーム その他 | TB(0) | CM(0)

征服の旅は続く(完)

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Nisseの持つ力について徐々に情報が

新型コロナウイルスによる緊急事態にもなんとなく緩みが見えてきた感じがする今日この頃。実際にはまだまだ感染者は出ているので、油断しているとまた大爆発する可能性もあり気は抜けないのですが、それでもなんだか日常が戻ってきたような感覚はありますね。マスクが手に入りやすくなっているのもその気持ちの一因でしょうか。職場にもマスク緊急入荷しましたやらなんやらの宣伝FAXがよく来ているのですが、その値段は下がり続けており、業者の必死さに反してこちらの気持ちは楽になり続けています。もう一息と思ってみんなで頑張りましょう。

さてQueen's Wishの方はいよいよ大詰め、3地方全てと同盟を結びなおして冒険の旅はもう終わりかという所で、突如として空と大地に不穏な魔力の気配が溢れました。怪しい魔力はすぐに直接の害になるという事はないようですが、既に天候や草木に異常の気配は見えており、このまま続けば農作物や水という生存に必要な物から崩れていき、やがて国全体の崩壊へとつながることになります。一刻も早く、この原因を探る事が必要となってきました。

今作ではクエストマーカーが出るクエストが大半なのですが、ここではマーカー無しで自力で謎を解く事になります。ただヒントとしては各地域の代表クラスの人物の誰かが知っているかもとヒントがあるので、全く分からなくて詰まるという事は多分起こらないと思います。それでも見当のつく人を訪ねて歩き回るだけでも結構な時間がかかるので、ここはなかなか苦労します。同じタイミングで各地をワープで結んでいる施設も使えなくなるという仕打ちが重なり、歩き回って情報なしだと精神的になかなかくるものがあります。



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キーパーソンのKing Borgen

そうして散々駆けずり回った先、Ukartの地の最北、Home Warrenにて情報を得ることができました。この地で最大の力を持っていた王である彼は、この大陸を実質的に支配しているのが土地を持たぬ民と呼ばれていたNisseである事、Calamityも彼らの持つ人知を超えた魔力により引き起こされているという事を、ここでも彼らに聞かれているかも知れないと恐れる様子で、こっそりと耳打ちしてくれました。この事実を知っている有力者は、皆が彼らの力と報復を恐れてHavenには本当の事を言えず、実質的には彼らの支配下にある状態で日々を送っていたようです。勇気を出してよくぞ教えてくれました。

彼からの情報で城の書庫に行き、Nisseの力によって作られた謎の鍵を入手する事に成功。これでいけるところはと言えば、そういえばまさに使えなくなったワープ施設、そこの人々がまさしくNisseの民であり、さらにどこに施設にも鍵がかかって進めない扉があったのを思い出しました。これはもう確定でしょう。



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地下世界。Avernumは本当にあったんだ。

早速現地に向かうと、まさに大当たりで閉ざされた扉を開錠することに成功。その奥へと足を踏み入れ、現れた巨大な怪物どもを倒しながらさらに進み続けと奥へ奥へと進みます。さらに下って行ったところの出口を超えると、そこには広大すぎるほどに広大な空間が広がっていました。天井は見えるので地下だとわかりますが、その見える範囲は地上の屋外と変わらないほど。この一国のサイズに匹敵するような広大な地下世界がNisseの民の本当の国ということですね。広大な領地も備えている恐るべき敵だと分かったところで、気を引き締めて探索を続けます。

ここは出てくる敵のレベルも一段階上がり、まさに最終決戦といったところ。ときおりいる、それほど敵対的では無い人や施設の助けを借りて回復をしつつ過酷な戦いを過ごしていきます。戦闘後のマナ回復量が増加するスキルは全員につけておいたほうがいいですね。前回も言ったように広く浅くのビルドが役に立ってくれます。やがて、ひときわ巨大な城が眼前に現れました。



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城門での死闘。実質最終決戦です。

入り口から親衛隊らしき一軍が待ち受けており、ここが連中にとって最重要の地であることを示しています。なんか抜け道か何かはないかと調べましたが、どうやら全然ないようですのでここは正面からやりあうしかないのでしょう。事前Buffをかけて城への強硬突撃を仕掛けます!

ここは本当に厳しく、エリート兵クラスの敵が10体近く出現し、それぞれが上位スキルをその人数分だけの圧倒的な回数で叩き込んできます。さらに第一波を倒すと、同じ人数で第二波が出てくるという鬼畜っぷり。実質的に最終決戦というところでしょうか。相手の人数がとにかく多く、また当然のようにHasteを使ってくるのでBuff無しだとこちらにターンが回ってくることなく一方的にハメ殺されます。対策としてはまず事前Buffを基本として、相手の行動異常系スキルに対する対策が必要でしょう。メンタルやスタンなど、行動不能になる技に対してのレジストは最大限まで積んでおく必要があります。上記の通りとにかく敵の人数が多いため、生半可なレジストだと数の暴力で無理やりに状態異常を通されてしまうといった事態も多々起こります。もうここが最後であるため、装備に空いているスロットなどがあったら、余ったお金を全力投入し全てレジスト稼ぎに使っておきたいところ。

城内に入ると、今度はHaven本国にいる母王女や兄弟達の姿が現れ、彼らには勝てないやHavenも既に呑まれているなどとネガティブな情報を入れてきます。幻影なのか、彼らの強大な力で連れてこられたのかという疑念は沸きますが、ここはすべて振り払いとにかく上へ。最上階へ着くと、そこには彼らの民を代表するCouncil達の姿がありました。ここでは再び会話の上での決断を迫られます。地上の国々としたように、彼らとも条約を結び、この地を一時的に借り受けるという形での平和的解決を望むか。それともどちらかが滅ぶまでやりあうのか。



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戦いを選んだ主人公達。ここで一旦の終結です。

ここは迷うところでしたが、今までさんざん裏から暗躍していたのにという点と、既に城に入るまでで散々に死闘を繰り広げているので、もう矛を収める段階は過ぎていると考え、戦いの道を選びました。再度湧いて出てくるエリート兵達、それでも一度潜り抜けた戦いであり、それよりも数が若干減っているので、絶望的なものは感じません。エリート兵達をすべて下し、連中の力を相当な所まで削いだ所でCalamityの危機は終わりました。まだまだ残っている者は多く、その持っている力もまだまだ強大ではあるので、戦いが本当に終わるのはまだまだ先になるのですが、ここで一旦の終結となります。



クリア。Spiderweb Softwareの新作として、これまでのシリーズからエンジンやコンセプトまでがらっと変えての一品となります。伝統であるテキストや動作の非常な軽さはそのままで、そこの所は楽しんでプレイをする事ができました。また新たな要素として拠点のビルドや運営、そしてそこの発展でよりよい装備が手に入るという所で、今までとは違った体験をすることができました。大工が凄腕になったぞ。

ただ全体的な方向性としては、プレイ中に何度か書いた通り、簡略化、ライト化に振っている設計になっているので、ここで賛否がでるかと思います。正方形グリッドの採用はスマホタブレット化を念頭に置いていたのかな。実際にフォーラムを見てもなかなかに議論が巻き起こっていたようですね。個人的にここの変更点については、厳しめの評価となります。

マップの簡略化によって、その分登場人物の人数やNPCとの絡みが減ったことで、あまり印象に残るような登場人物がおらず、なんとなくという感じで進んでいつのまにか終盤という形で終わってしまった点は残念な所。また仲間キャラクターもいつでも入れ替え可能で強さも一緒なので、愛着が湧きにくいという所がありますね。ここは自分が特に好きなAvadonシリーズに比べてという点なので、Avernumシリーズ側でもうちょっとライトに仕上げたといえばアリだとは思いますが。

またアイテム類のシンプル化は、これまでにシリーズにおける無駄をそぎ落とした結果、大事な部分も削いでしまったのではとも思います。広いマップの中で山ほど見つかる大量のアイテムから、換金できるものを拾い集めて売るという作業は確かに無駄と言えば無駄で、それなら最初からシンプルなマップの中に、換金額と同じ金額が入った宝箱を一つ置いておけば同じことではあるのですが、その無駄が以外と楽しいという作品は多いんですよね。

この探索とルートの少なさは、戦闘では経験値が入らないという仕様と、一回で攻略できなければ失敗となりやり直しとなるという点も合わせて、やる事がシンプルになりすぎて場合によっては作業感を受けながらのプレイになってしまいます。もう少し遊びというか余裕を残しておいてもらいたかったなあ。

とは言えこういった面倒で無駄な点をそのまま残し続けて失敗した作品も沢山あるし、逆に無駄と思える要素を削ぎすぎて失敗した作品も沢山あるので、この辺は本当に難しい調整になるのだとは思います。こういう取捨選択の調整で凄いと思ったのはTyrannyですが、あれほどの調整はなかなかできるものではないでしょう。

これらの方向転換については、Jeff本人が説明していた事があるのですが、キャラクターレベル統一=ビルド失敗によるハマリ防止。アイテム開発システム=誰もが店売り装備で攻略に必要な強装備を入手可能。などと、高難易度化に歯止めをかけ万人向けにする目的で導入したとのことで、Geneforge後半シリーズに苦労した身としては、きちんと考えてくれているんだと嬉しくなる点もあるので、失敗というよりも調整で課題が残ったというところでしょうか。

個人的な嗜好としては他シリーズの方が楽しめるという評価にはなってしまいますが、上記の通り初心者に配慮している点が多いため、ハマりが発生する可能性はほぼ無いと言えます。ですから不慣れな人が入門として手を出してみるにはいい作品だと思います。新規購入者よ増えてくれ!

なんとなく終盤へ

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現在の進行状況。順調です。

Queen's Wishも続けています。現在は西のエリアも平定を終え、再び最初に行っていた東エリアの攻略に取り掛かったという所。パーティーもどんどんと強くなり、育成もほぼ完了したかなという感じ。育成面ではこれまでのシリーズよりもツリーが単純化されたという所もあるけれど、どれか一つを決めて育てきっても大して強さは変わらないという感じなので、広く浅くと鍛えていった方がいいですね。前に触れた通り、新しいランクのスキルを習得した際のボーナスがかなり大きく、高ランク装備の装備条件になっていたり、回避率など上げにくい物へのボーナスになるので、あるとないとでは戦力が全然違ってきます。



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キャスター用オーブ。前衛も重宝する性能。

物理クラスでもキャスタークラスでも、それぞれ専門分野とは違う装備を付けられるようにしておくと、どちらかで先に高ランク装備が出た時にそちらの装備を全員に装備させたり、物理・魔法防御がそれぞれ偏った時の修正がしやすくなるなど、道中もぐっと楽になりますね。特に近接クラス用の装備は重いからという設定でペナルティがついてくる物が大半になるので、レジストとの折り合いだけつける必要があるものの、あえて布装備を選ぶのもいい手段になります。キャスター用の盾であるオーブも妙に性能がよく、ほとんどがメンタルレジストをデフォルトで持っており、かつ軽いのに、性能は普通の盾より物理レジで少々劣る程度といったものになっています。おかげでいつの間にか、パーティー全員がローブにオーブ持ちながらも、各々が斧や槍などの物騒な獲物を持った怪しい僧兵集団のような姿になっていたりします。



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ドラゴンを討伐。Buffは命綱。

ストーリーの方は佳境に入ったのでしょうか。Havenがこの地を去る原因となった災害、Calamityの情報がちょこちょこと出てきています。この地には何がしかの魔法の力が働いており、現地に住む人々もCalamityを自然災害ではなく、何か人為的な力によって引き起こされる物のように考えており、その何かを常に恐れている様子です。そしてそれに関しての情報は、異国人であるこちらに話すのはタブーであるかのように閉ざされてしまいます。なんだか地方の寒村を訪れた稗田礼二郎みたいな気分になってきました。何かが起こりそうな予感でゾワゾワするぞというか。

ただテキストはこれまでのシリーズに比べるといくぶん弱いかという印象で、もう終盤に入っているはずなのですがあまり盛り上がりや終盤感が出てきませんね。画像のデカいドラゴンを討伐したりと、Avernumや他シリーズでもあったようなものと同様のイベントはあるのだけど。アイテムやマップなどもそうですが、全体的に簡略化をしているため、これまでのシリーズのように誰かと延々と絡んだりするという事はない感じです。時々中央エリアの本拠地で、国元の王女や兄弟たちと、魔法のポータルを使っての会話ができたりはしますが、割と淡々と進んでおります。仲間も自由に入れ替えができて加入時からパーティーと同等レベルというルールは楽ちんで便利だけど、その辺も淡白さの一因になっているかな。まあ昔のRPGで脳内補完をしてきたプレイヤーなら問題はないところではありますが。自宅待機で時間が有り余っている人は、パーティーの一人一人に悲しい過去でも設定して物語を盛り上げていきましょう。

ちなみにボス戦などではHaste系のBuffは必須。速度計のBuffはこれまでのシリーズと違い、APが増えて1ターンのうちに複数回攻撃ができるというものではなく、行動順番に直接影響を与えるという仕様になっているようで、Buffがあるユニットはないユニットの順番をバンバン飛ばして攻撃をしてきます。その複数回行動の間にSlowやStunを食らうと、ずっと相手のターン状態になってしまうので、対抗するためにも事前に速度Buffをかけておく必要があります。Buffは主人公のHaven技が強いけれど、それ以外にも1,2人は使い手を用意しておいた方が安定しますね。